2017.05.31 Wednesday
広島の旅 その26 宮島散策 平清盛像と大鳥居
宮島桟橋前広場に立つ「平清盛像」、宮島繁栄の礎を築いた人です。
日本三景碑(日本三景とは、天橋立・松島・厳島)
世界遺産登録記念碑(上の穴にぴったり収まる大鳥居が見れます。事前調査不足で残念!)
世界文化遺産「厳島神社」は、瀬戸内海の自然を代表する天然記念物「瀰山原始林」を頂く宮島の島全体をご神体として、6世紀ころに創建されたと伝えられている。1168年、平清盛は海上に浮かぶ寝殿造り様の社殿という独創的な神社建築を完成させた。平安時代の極に達した建築美の面影は、多くの先人によって手厚く守られ、現在に伝えられている。周囲の海や山と見事なまでに調和した厳島神社の美しさと、その多彩な歴史は他に類例を見ないものである。また神道の社殿群の中にかっての神仏混淆のなごりを色濃くとどめている。大鳥居の立つ海と背後の弥山原始林や都市公園を包含する地域は1996年12月7日「厳島神社」としてUNESUCOの世界遺産に登録され、その価値は全世界で共有されることになった。我々は、この貴重な遺産を後世に引き継ぐ責務を負ったのである。
世界文化遺産登録区域は海(青)と弥山の森林も含む島の約14%の広い範囲(黄)。バッファゾーン(緩衝地帯)は、海を含み「厳島(島名)」の全島(緑)。
弥山山頂(530m)付近には弘法大師開基と伝えられる弥山本堂や大師が求聞持の修行中に焚いた護摩の火が今日まで燃え続けている「霊火堂」などの史跡が点在する。この島は全島花崗岩からなり、地質学的に興味深い事象が随所に現れている。また宮島の動物や植物もたいへん貴重なものが多い。動物ではミヤジマトンボや野生のシカなどがある。植物では、ツガ、モミ、コウヤマキなどの針葉樹にアカガシ、クスノキ、ヤブツバキなどの常緑広葉樹が混じり、その多様性は日本の縮図と形容されている。
早朝で参詣者が少ない海辺の参道を進みます。
参道に立つ石碑「特別史跡及名勝 厳島」。
日本三景 宮島の灯籠、早朝閉門のため脇道を入ります。
特別史跡・特別名勝 厳島 案内板
鳥居をくぐり御笠浜へ
宮島案内図
参道右手に朱色の大鳥居が見えてきます。
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