まち巡りバスにて 「城山」 下車。 これより、土産店が並ぶ通りを展望台へ進みます。
カラフルな傘が並ぶ土産屋さん。
きれいに整備された遊歩道。
城山公園
明治23年、鹿児島市最初の公園として開設されました。公園面積は、展望台(高さ 107m)から東側斜面を含む15.6haです。
緑豊かな遊歩道や雄大な桜島、美しい錦江湾、市街地を眺める展望台、林間で遊べるドン広場、鶴丸城の二の丸庭園であった探勝園などがあります。
この 「城山」 は、14世紀(南北朝時代)豪族上山氏の山城の跡で、明治10年西南戦争の最後の激戦地となったところです。
また、樹齢約400年にもなるクスの大木など常緑広葉樹やシロヤマシダ、シロヤマゼンマイなどのシダ類等、約600種余りの植物が密生しています。 市街地にあって南九州特有の照葉樹林を保ち、数多くの野鳥や昆虫が生息する自然の宝庫です。
このため、約10.9haが昭和6年6月 「史跡・天然記念物」 として国の文化財指定を受けています。
「城山展望台視点場」 に到着。
高さ107mの城山展望台からの眺望。 眼下に鹿児島市街地、美しい錦江湾、そして雄大な桜島が望めます。 素晴らしい眺めです。
展望台に御手植えされた樹、「大正9年3月26日 皇太子殿下御手植公孫樹」。公孫樹(こうそんじゅ)とは、イチョウの漢名(老木でないと実らず、孫の代に実る樹の意)。
展望台に密生する樹林。
城山展望台に立つ掲示板
桜島・成立ち
桜島が噴火する前、鹿児島湾(錦江湾)には巨大な穴があいていました。 この穴は姶良カルテラと呼ばれ、約29,000年前の巨大噴火によってできたものです。 このときの噴火で大量のマグマが流出し、南九州全域を埋め尽くしました。 その後、約26,000年前にカルテラの南部で起きた噴火でできたのが桜島です。
桜島・歴史
桜島の歴史は噴火の歴史とも言われ、これまで幾度も大規模な噴火を繰り返してきています。 中でも、大正3年(1914年)の大噴火では、大量の溶岩の流出により、もともと島だった桜島と大隅半島とが陸続きになりました。 桜島は鹿児島市街地の沖合い約4kmにあり、現在も活動している活火山ですが、約5,000人の市民が火山と共生しています。
ワイドで撮影した展望台からの眺望。
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写真 城山展望台 高さ107mの展望台からは鹿児島市の中心部と桜島が一望できます。 パノラマのような眺めは東洋のナポリと称されているそうです。 撮影日は、生憎朝から雨が降り、城山からの眺望が心配でしたが、幸いにも午後から日差しが差し込め美しい桜島を撮影することが出来ました。