第19代日本橋 明治44年(1911)4月3日開橋、花崗岩製の橋です。
(フリー百科事典・ウィキペディアより)
日本橋親柱の獅子
日本橋の文字は、最後の将軍(第15代)・徳川慶喜(よしのぶ)公の筆によるもの。
日本橋の袂にある広場。
広場に立つ 「東京市道路元標」 (国の重要文化財)
道路元標複製、内閣総理大臣 佐藤栄作氏の筆によるもの。
日本国道路元標 日本橋は1603年に創架され、江戸幕府により五街道の起点として定められました。 現在の日本橋は1911年に架橋されたルネサンス様式の石造二連アーチ橋で、四隅の親柱の銘販に刻まれた 「日本橋」 「にほんばし」 の文字は最後の将軍・徳川慶喜公の揮毫によるものです。1972年、日本橋中央の「東京し道路元標」 がこの広場に移設・保存されました。 その据えられていた跡には、内閣総理大臣佐藤栄作氏(後のノーベル平和賞受賞)の揮毫による 「日本道路元標」 が埋標されました。 この複製も同時に制作・設置されたものです。 東京市道路元標は、1999年に米寿を祝う日本橋とともに国の重要文化財に指定されています。
日本国重要文化財 日本橋 構造・形式;石造二連アーチ橋 高欄付(青銅製照明灯を含む)附東京市道路元標 一基 所有者;国(建設省) 指定年月日;平成11年5月13日指定(建第2362号) 指定の意義;明治期を代表する石造アーチ道路橋であり 石造アーチ橋の技術的達成度を示す遺構として貴重である。 また土木家、建築家、彫刻家が協同した装飾橋架の代表作であり、ルネサンス式による橋梁本体と和漢洋折衷の装備との調和も破綻なくまとめられており、意匠的完成度も高い。 建設省国道に係る物件で初めての重要文化財指定。
道の起点としての日本橋 中央区日本橋1丁目〜港区新橋1丁目
日本橋は古来街道の起点として広く親しまれ現在も交通の要衝として知られている。 慶長8年に日本橋が架設されて以来、火災などによって改築すること19回を経て、明治44年3月石橋の名橋として現在の橋に生れ変った。 また日本橋から銀座にかけての中央通り一帯は近代的な街並で日本経済の中心地として今なお活況を呈している。
日本橋 里程標(東日本方面)
国指定重要文化財 日本橋 所在地 中央区日本橋一丁目 日本橋室町一丁目
日本橋がはじめて架けられたのは徳川家康が幕府を開いた慶長八年(1603)と伝えられています。 幕府は東海道をはじめとする五街道(東海道・中山道・甲州道中・日光道中・奥州道中)の起点を日本橋とし、重要な水路であった日本橋川と交差する点として江戸経済の中心となっていました。橋詰には高札場があり、魚河岸があったことでも有名です。 幕末の様子は、安藤広重の錦絵でも知られています。
現在の日本橋は東京市により、石造二連アーチの道路橋として明治四十四に完成しました。橋銘は第十五代将軍徳川慶喜の筆によるもので、青銅の照明灯装飾品の麒麟は東京市の繁栄を、獅子は守護を表しています。 橋の中央にある日本国道路元標は、昭和四十二年に都電の廃止に伴い道路整備が行われたのを契機に、同四十七年に柱をプレートに変更されました。 プレートの文字は当時の総理大臣佐藤栄作の筆によるものです。
平成十年に照明灯装飾品の修復が行われ、同十一年五月には国の重要文化財に指定されました。 装飾品の旧部品の一部は中央区が寄贈を受け、大切に保管しています。 平成十二年三月 中央区教育委員会
日本の道100選 中央通り
青銅製照明灯
日本橋中央柱の獅子
日本橋の袂に立つ、「日本橋魚市場発祥地」 の石碑
日本橋魚河岸跡 所在地;中央区日本橋室町一丁目八番地域 日本橋から江戸橋にかけての日本橋川沿いには、幕府や江戸市中で消費される鮮魚や塩干魚を荷揚げする 「魚河岸」 がありました。 ここで開かれた魚市は、江戸時代初期に佃島の漁師たちが将軍や諸大名へ調達した御膳御肴の残りを売り出したことに始まります。 この魚市は、日本橋川沿いの魚河岸を中心として、本船町・小田原町・安針町(現在の室町一丁目・本町一丁目一帯)の広い範囲で開かれ、大変な賑わいをみせていました。
なかでも、日本橋沿いの魚河岸は、近海諸地方から鮮魚を満載した船が数多く集まり、江戸っ子たちの威勢の良い取引が飛び交う魚市が立ち並んだ中心的な場所で、一日に千両の取引があるともいわれ、江戸で最も活気のある場所の一つでした。
江戸時代より続いた日本橋の魚河岸では、日本橋川を利用して運搬された魚介類を、河岸地に設けた桟橋に横付けした平田舟の上で取引し、表納屋の店先に板(板舟)を並べ売り場を開いて売買を行なってきました。
この魚河岸は大正十二年(1923)の関東大震災後に築地に移り、東京都中央卸売市場へと発展しました。
現在、魚河岸のあったこの場所には、昭和29年に日本橋魚市場関係者が建立した記念碑があり、碑文には、右に記したような魚河岸の発祥から移転に至るまでの三百余年の歴史が刻まれ、往時の繁栄ぶりをうかがうことができます。 平成十九年三月 中央区教育委員会
右奥の建物が 「警視庁中央警察署日本橋交番」、手前の球形がタイムカプセル。
タイムカプセル、今年(2011)、開封と書かれています。 何が出てくるか楽しみです。
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写真 2月13日 バスツアーで羽田空港新国際ターミナルの見学後、東京名所めぐりとして日本橋界隈を散策してきました。 日本橋は日本の歴史史上欠かすことの出来ない名所です。 今回の散策で今まで知らなかった事項が数多く発見できました。 貴重な経験です。