2008.10.31 Friday
富士五湖周辺の旅 その15 忍野八海(1)
忍野八海の中心に位置している 「中池;なかいけ」 の風景です。
中池の説明 池の水深は7m、左右の青岩は珪藻土(けいそうど)で昔、噴火で積もった灰が草木を浸蝕させいつしか湧水の通り道を作り湧き出しております。 水温12.5度、ミネラル、バナジウム泉です。10m下の湧水路は青い鍾乳層灰で八海の池に通じています。
水質・水量・保全状況・景観の良さから昭和60年に全国名水百選に選定されています。 また、新富岳百景選定地でもあり、国に天然記念物にも指定されています。
忍野八海には水車小屋がよく似合います。
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ツアー一行はホテル鐘山苑での昼食、温泉入浴と庭園の散策を終え、最後の見学地 「忍野八海」 にやってきました。 生憎の雨でここから見える絶景の富士山を撮影することができません。 楽しみにしていたのですが残念です。
忍野八海(おしのはっかい)は、その名の通り8つの池から成り立っています。 その池の名称は 「出口池;でぐちいけ」 「お釜池;おかまいけ」 「底抜池;そこなしいけ」 「銚子池;ちょうしいけ」 「湧池;わくいけ」 「濁池;にごりいけ」 「鏡池;かがみいけ」 「菖蒲池;しょうぶいけ」 の八つです。
今回写真展示しました 「中池」 は忍野八海の中心に位置していますが、八海ではなく人工の池なのです。 実は筆者も忍野八海の一つと考えて撮影したのですが、池の名称を調べて初めて判明しました。 勘違いされている方も多いと思います。
しかし中池のきれいな水は富士山からの湧水には変わりがありません。 素晴しい景観です。