質素な写真展示室

富士の裾野で、美しい日本の風景・お祭りや花などの写真を展示します。

CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< August 2008 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
  • 大阪名所めぐり その14 大阪城天守閣からの眺望
    三橋栄香 (02/25)
  • 大阪名所めぐり その14 大阪城天守閣からの眺望
    大阪城 (02/25)
  • 東京名所めぐり 柴又界隈 その4 帝釈天 瑞龍松
    北脇健慈 (01/02)
  • 東京名所めぐり 柴又界隈 その4 帝釈天 瑞龍松
    柴又帝釈天 (01/02)
  • 青森の旅 その27 弘前市(7) 弘前公園(3) 東門、亀石
    上杉裕世 (12/10)
  • 青森の旅 その27 弘前市(7) 弘前公園(3) 東門、亀石
    弘前城 (12/10)
  • 三島・楽寿園 菊まつり 中尊寺金色堂
    田中もえぎ (11/06)
  • 青森の旅 その28 弘前市(8) 弘前公園(4) 弘前城 石垣修理
    多田裕計 (11/05)
  • 青森の旅 その28 弘前市(8) 弘前公園(4) 弘前城 石垣修理
    弘前城 (11/05)
  • 見てください!! 雄大な富士山です。
    大森政輔 (08/10)
LINKS
PROFILE
2008年 三島夏まつり(14) 二日目 その8
万燈パレード-1
二日目のPM4:35、大社大鳥居前を 「万燈パレード」 が通り過ぎます。
万燈パレード-2
万燈パレード-3
報恩のためにたくさんの灯明を灯して先祖の霊を供養する行事とされています。
大神輿宮出し-1
PM5:50からは 「大神輿渡御;おおみこしとぎょ」 が執り行われました。
大神輿宮出し-2
大神輿宮出し-3
三島神輿会による神輿の担ぎは見ものです。
JUGEMテーマ:写真

 二日目の三島夏まつりも陽が傾いてきました。 きれいな飾り付けがされた 「万燈パレード」、そして三嶋大社大鳥居前で催された三島神輿会による 「大神輿渡御」、足の動きと肩で担(にな)う神輿のリズムは日本古来の歴史を語ります。
 小刻みにリズムがとれた熟練の神輿担ぎがきれいです。 PM8:40より 「大神輿入れ」 が行われます。
| 2008年 三島夏まつり | 19:01 | comments(0) | - |
2008年 三島夏まつり(13) 二日目 その7 梯子のり
梯子のり-1
三島夏まつり二日目PM4:50より大社前で 「梯子のり」 の妙技が披露されました。
梯子のり-2
三嶋大社大鳥居の前で、開始前の神事が執り行われます。
梯子のり-3
神事の後、纏(まとい)の演技が行われています。
梯子のり-4
いよいよ 「梯子のり」 の竹梯子が立てられます。 高さ約6〜7mあります。
梯子のり-5
頂上技、二本遠見 技が静止するたびに見物人からの拍手がわきます。
梯子のり-6
梯子のり-7
頂上・返し技、花散らし 落下防止のない危険な妙技の数々に拍手です。
梯子のり-8
三島若鳶会のメンバーによる見事な 「梯子のり」 の妙技です。
梯子のり-9
親子で演じる 「親子鷹」 です。 子供さんの成長が楽しみです。
梯子のり-10
最後は三人で演じる梯子のり 「松」 です。 静止の瞬間、タイミングよく日章旗が風にひるがえり、まさに 「日本一」 の梯子のりです。 素晴しい感動の写真が撮れました。
JUGEMテーマ:写真

 江戸に在住した加賀藩の鳶が火事の知らせを受け、上野池之端まで走り、火の手が見えないので持っていた 「梯子」 を急場の火の見櫓にしたのが 「梯子のり」 のはじめです。 三島若鳶会による妙技。(三島夏まつりパンフレットより)

 「梯子のり」 は、竹の梯子を鳶口(とびぐち)と呼ばれる棒の端にトビのくちばしのような鉄製の鉤(かぎ)をつけたもの10数本で支えます。 落下防止もない梯子の上で演じる大変危険な妙技です。
 演じ手と支え手の絶妙な信頼関係から成り立っている 「梯子のり」 の妙技には、高所恐怖症の筆者にとっては、ハラハラドキドキの感動でした。
| 2008年 三島夏まつり | 19:01 | comments(0) | - |
2008年 三島夏まつり(12) 二日目 その6 農兵節パレード
農兵節パレード-1
三島農兵節普及会の皆さんによる郷土芸能 『農兵節』 パレードです。
農兵節パレード-2
江川太郎左衛門坦庵公を先頭にパレードは進みます。
農兵節パレード-3
農兵節パレード-4
農兵節パレード-5
農兵節パレード-6
農兵節パレード-7
「三島農兵節」 は三島の代表的な民謡として三島夏まつりには欠かせません。
農兵節パレード-8
農兵節はいつも生演奏で踊られます。
農兵節パレード-9
会場いっぱいに響きわたる 「富士の白雪ノーエ 富士の白雪ノーエ・・・」 ではじまる 「農兵節」 は三島市民の誇りです。 静岡県の数ある民謡のうちでも 「チャッキリ節」 とともに全国に知れわたっている民謡が 「農兵節」 です。
JUGEMテーマ:写真

 江戸時代の末期、今からおよそ150年ほど前の嘉永年間、伊豆韮山の代官 「江川太郎左衛門坦庵公」 はわが国を外国の攻撃から守る必要性を幕府に訴え、韮山に反射炉を設け大砲を製作するかたわら、若き農夫を集め、彼らを兵力とするためその訓練に力を注いでおりました。
 そんな時、海外の技術を学び、長崎から戻ってきた太郎左衛門の家臣、柏木総蔵が伝え聞いてきた珍しい音律のノーエ節に 「富士の白雪朝日に解けて・・・」 と歌詞をつけて鼓笛隊を組織したのです。
 その後、音律豊かな農兵節として彼ら農兵の訓練に使われたことはあまりにも有名で、諸藩の藩士は先を競って三島に訪れました。
 明治以降は舞を振り付け、ついには全国に知れわたる 「三島農兵節」 となり三島の代表的な民謡となって三島夏まつりには欠かせないものとなっています。 現在はその大きな役割を三島農兵節普及会が譲り受け継いでいます。(HP三島観光協会から引用されてもらいました)

         三島の民謡 『農兵節』
     ♪ 富士の白雪ノーエ 富士の白雪ノーエ
        富士のサイサイ 白雪朝日でとける
       とけて流れてノーエ とけて流れてノーエ
        とけてサイサイ 流れて三島にそそぐ
       三島女郎衆はノーエ 三島女郎衆はノーエ
        三島サイサイ 女郎衆は御化粧が長い
       御化粧ながけりゃノーエ 御化粧ながけりゃノーエ
        御化粧サイサイ ながけりゃ御客がおこる
       御客おこればノーエ 御客おこればノーエ
        御客サイサイ おこれば石の地蔵さん
       石の地蔵さんはノーエ 石の地蔵さんはノーエ
        石のサイサイ 地蔵さんは頭が丸い
       頭丸けりゃノーエ 頭丸けりゃノーエ
        頭サイサイ 丸けりゃからすが止まる
       からす止まればノーエ からす止まればノーエ
        からすサイサイ 止まれば娘島田
       娘島田はノーエ 娘島田はノーエ
        娘サイサイ 島田は情けでとける ♪

  ※「江川太郎左衛門坦庵公」 についてはこちらにも書いてあります。
  ※「反射炉」 についてこちらの写真を見て下さい。

 是非、一度本場の 「農兵節」 パレードを見に来て下さい。 素晴しいです。
| 2008年 三島夏まつり | 19:03 | comments(0) | - |
2008年 三島夏まつり(11) 二日目 その5 頼朝公旗挙げ行列
旗挙げ行列-1
白馬に乗って颯爽と現れた源氏再興の旗挙げ、頼朝・石田純一さんの勇姿です。
旗挙げ行列-2
PM4:10より始まった 「頼朝公旗挙げ行列」、地元消防団による交通整理です。
旗挙げ行列-3
先頭の旗手に東レアローズの選手たちが務めます。沿道から盛んな声援です。
旗上げ行列-4
頼朝を先頭に騎馬武者5騎が登場です。
旗挙げ行列-5
旗挙げ行列-6
旗挙げ行列-7
旗挙げ行列-8
旗挙げ行列-9
頼朝・石田純一さんへ沿道いっぱいに詰めかけた見物人より黄色い声援が飛びます。
旗挙げ行列-10
地元高校生による騎馬武者も凛々しい姿を見せてくれました。
旗挙げ行列-11
行列には外国の方も徒歩武者として参加しています。
旗挙げ行列-12
行列の最後は、頼朝の妻・政子と侍女二人の美女たちです。
旗挙げ行列-13
大勢の人垣の頭上から狙う筆者のカメラに気付き、カメラ目線をもらいました。 いい写真が撮れました。 きれいですよ! ご協力ありがとう御座います。
JUGEMテーマ:写真

 三島夏まつりの二日目、午後3:10より 「頼朝公旗挙げ出陣式」 が舞殿で行われた後、PM4:10から 「頼朝公旗挙げ行列」 が大社大鳥居前の大通りで行われました。
 さすがに人気俳優 石田純一さんが扮する頼朝の騎馬武者姿が見られるとあって沿道は大変な人出で熱気に包まれます。 三島市民をはじめ多くの人が楽しみにしている祭り最大のイベントです。
 改めて800有余年前の日本の歴史を塗り替えた人物 「源 頼朝」 の偉大さを再認識させられます。 ここには京都三大祭りのような規模や華やかさは少ないですが、心に残る力強さがあります。 是非一度ご覧になることをお勧めします。

 【ミニ知識】
 源 頼朝(みなもとのよりとも)・・・広辞苑・日本史事典より
 1147〜1199 鎌倉幕府初代将軍(在職1192〜1199)。 武家政治の創始者。源義朝(よしとも)の3男。 母は熱田大宮司藤原季範(すえのり) の娘。 1159年 平治の乱で伊豆に配流。 1180年(治承4) 以仁王(もちひとおう) の令旨(りょうじ、れいし;皇太子、また三宮・親王および王・女院の命令を伝える文書) を奉じて平氏追討の兵を挙げ、鎌倉を本拠に東国武士を組織し東国政権を樹立。
 1185年 壇ノ浦の戦いで平氏を滅ぼし、同じ年 全国に守護・地頭を設置する勅許(ちょっきょ;天子の許可) をうける。 1190年 右近衛大将、1192年(建久3) 後白河法皇の死後、征夷大将軍に任じられ、名実ともに武士の統轄者となり、武家政治の創始者となった。

 尚、頼朝 伊豆の配流先 蛭ヶ小島についてはこちらをご覧下さい。
| 2008年 三島夏まつり | 19:01 | comments(0) | - |
2008年 三島夏まつり(10) 二日目 その4 頼朝公旗挙げ出陣式
出陣式-1
2008年 三島夏まつり最大のイベント 「頼朝公旗挙げ出陣式」 です。
出陣式-2
8月16日PM3:10より三嶋大社 舞殿で執り行われました。
出陣式-3
源頼朝役の俳優 石田純一さんです。 身長176cmの凛々しい頼朝です。
出陣式-4
出陣式-5
出陣式-6
カメラに向かって手をふってくれた、やさしい頼朝 石田純一さんです。
出陣式-7
一般参加の頼朝の妻、北条政子(右)と二人の侍女、桔梗と楓です。
出陣式-8
出陣式-9
頼朝役の石田純一さんは 「八百有余年の時を超え、先人たちの思いに触れるような気がします。 身の引き締まる思いで務め上げたい」 とあいさつされました。
出陣式-10
カメラを引いて会場全体を撮影、見物人がいっぱいで熱気に包まれています。 行列の参加者の中に、地元東レアローズ男子バレー部選手4人も参加し盛り上がります。
出陣式-11
出陣式で弓を鳴らして邪気をはらう 「鳴弦(めいげん)之儀」(手前二人の武士)
出陣式-12
「鳴弦之儀」の後、「エイ、ヤー」とときの声を上げて行列は出発します。
JUGEMテーマ:写真

 三島夏まつり最大のイベント頼朝公旗挙げ行列は、蛭ヶ小島に流された源氏の棟梁前右兵衛佐頼朝が、今を去る八百年余の昔三嶋大社大明神に祈願し、百日の日参の上、治承四年八月十六日から十七日にかけて旗挙げをし、山木判官兼隆を屠(ほふ)り、天下平定のスタートを切ったという目出たい故事を再現、炎天下甲冑を着し大三島の旗挙げ、郷土発展を念願するものです。
 本年は、現在テレビドラマ等で活躍中の 「石田純一」 さんをお招きし、女性役には公募で選ばれた三名、騎馬武者には市内の高校代表の皆様に扮していただきます。 また、市内中学校代表、佐野美術館、商店会代表、三島市サッカー協会、東レアローズ男子バリーボール部、一般代表の皆様には徒歩武者として協力していただきます。(頼朝公旗挙げ行列 ごあんないより)

 この日の三島市の最高温度は34℃の真夏日でした。 重厚な衣装を身にまとい、旗挙げ行列に参加された皆さんは大変だったと思います。 身軽な服装の筆者さえも片時もスポーツドリンクを離さず熱中症対策をしていました。 ご苦労さまです。
| 2008年 三島夏まつり | 19:01 | comments(0) | - |
2008年 三島夏まつり(9) 二日目 その3 人長舞・浦安舞
三嶋大社 舞殿
二日目PM1:00より 「人長舞・浦安舞」 が奉納されている大社舞殿です。
舞姫-1
浦安舞の舞姫(巫女)が入場です。
舞姫-2
舞姫-3
舞姫が舞殿に着座。 髪は後ろで束ねて絵元結を結んでいます。
お祓い
奉納の前にお祓いの儀式。
人長舞-1
先ず、「人長舞;にんじょうまい」 が奉納されます。
人長舞-2
人長舞-3
人長舞-4
人長舞とは宮中ほか由緒のある神社で行われる 「御神楽の儀」 の中で舞われます。 人長とは御神楽の儀を奉仕する神楽人の代表者という意味。 人長が榊の枝に御鏡を模した輪を取り付けたものを、右手に持って一人で舞う古式ゆかしい典雅な舞です。
浦安舞-1
次に奉納されたのが 「浦安舞;うらやすまい」 です。
浦安舞-2
浦安舞-3
舞姫(巫女)が檜扇(ひおうぎ)をもって舞う 「扇舞;おうぎまい」 です。
浦安舞-4
後半は檜扇を鉾鈴(ほこすず)に持ち替えて 「鈴舞;すずまい」 を演じます。
浦安舞-5
浦安舞-6
浦安舞-7
浦安舞-8
後半から鉾鈴(ほこすず)を持って舞う「鈴舞」です。
浦安舞-9
浦安舞-10
浦安舞は舞姫によって一人舞、二人舞、四人舞の女舞です。 三嶋大社の舞は正式な四人舞です。 きれいな舞を撮影することができました。 お気に入りの2カットです。
JUGEMテーマ:写真

 浦安舞、皇紀二千六百年の奉祝が行われた昭和15年11月10日、午前10時に全国の神社で執行された奉祝祭で神慮をお慰め奉るために一斉に奉奏され、それ以来いまでも盛んに舞われる巫女舞です。
 舞は檜扇を持って舞う 「扇舞」 と鈴に持ち替えて舞う 「鈴舞」 と、前半と後半で執り物を持ち替えて舞います。
 古く我が国のことを 「浦安の国」 と呼んだのは風土が美しく平和な様子からです。 「浦」 というのは海や湖の陸地に入り込んだところの波が静かなところを意味します。 「安」 はやすらか、危険がない、困難がない事を意味します。

 日本は平和で安らかで安心して暮らせる国である、という意味です。

 この舞を神前にて舞うということは、日本が本当の意味で心安らかに安心して住める 「浦安の国」 になるように、私たちの 「お願い」 を神様にお届けするものなのです。 初々しい舞姫はそのたおやかな舞の動きで 「浦安の国」 を演出しているのです。
(HP伊勢の神宮、二百年記念大祭・奉祝行事より引用させてもらいました)

 この 「人長舞・浦安舞奉納」 は一日目・PM6:30と二日目・PM:1:00の二回執り行なわれました。 舞姫の色鮮やかな衣装の色が鮮明に出ている二日目の写真を展示しています。 三嶋大社の舞殿で美しくも、神々しい舞を撮影できたことは光栄です。 感動ありがとうございました。
| 2008年 三島夏まつり | 19:01 | comments(0) | - |
2008年 三島夏まつり(8) 二日目 その2
例祭-1
8月16日、三島夏まつり 二日目 AM10:00より三嶋大社本殿で執り行われました「例祭」です。 年間120回行われる恒例祭典のうち、最も重儀な大祭です。 宮司以下神職全員が精進潔斎の参籠をし祭典に臨みます。
例祭-2
本殿と舞殿の間に大テントが張られ、多数の列席者が参列して執り行われました。
例祭-3
例祭-4
本殿内で厳かな儀式が粛々と行われています。
例祭-5
参列者の玉串奉奠です。
例祭-6
例祭-7
AM11:00 例祭を終え、神職御一行は社務所へと向かいます。
合気道奉納-1
PM12:30より大社芸能殿において 「合気道奉納」 が行われました。
合気道奉納-2
合気道奉納-3
三島合気道連盟 三島練精会のメンバーによる合気道、礼に始まり礼で終わるきびきびした一連の技は、見ていて気が引き締まる思いです。 お見事でした。
JUGEMテーマ:写真

 「三嶋大社の御祭神」、大山祇命(おおやまつみのみこと)、積羽八重事代主神(つみはやえ ことしろぬしのかみ)、御二柱の神を総じて三嶋大明神(みしまだいみょうじん)と称しています。 大山祇命は山森農産の守護神、また事代主神は俗に恵比寿様とも称され、福徳の神として商・工・漁業者の厚い崇敬をうけます。

 「三嶋大社の御由緒」、御創建の時は不明であるが、古くより三島の地に御鎮座し、奈良・平安時代の古書にも記録が残ります。 三嶋神は東海随一の神格と考えられ、平安時代中期 「延喜の制」 では、名神大に列格されました。 社名・神名の 「三嶋」 は、地名ともなりました。 中世以降、武士の崇敬、殊に伊豆に流された源頼朝は深く崇敬し、源氏再興を祈願しました。 神助を得てこれが成功するや、社領神宝を寄せ益々崇敬することとなりました。 この神宝の中でも、頼朝の妻、北条政子の奉納と伝えられる国宝 「梅蒔絵手箱及び内容品 一具」 は、当時の最高技術を結集させたものとして知られています。
 頼朝旗揚げ成功以来、武門武将の崇敬篤く、又、東海道に面し、伊豆地方の玄関口として下田街道の起点に位置し、伊豆国一宮として三嶋大明神の称は広く天下に広まっていきました。 その後、明治4年の近代の社格制度では、官幣大社に列せられています。 又、平成12年には、御本殿が重要文化財に指定され、当社の文化的価値の高さも再認識されています。(HP御祭神−三嶋大社−より引用されてもらいました)
| 2008年 三島夏まつり | 19:01 | comments(0) | - |
2008年 三島夏まつり(7) 二日目 その1
三島市役所-1
三島市役所-2
三島市の人口11万4千人の行政を司る三島市役所です。
三島市役所-3
「水の都」と言われる三島市、市役所前にもきれいな小川が流れています。
三島市役所-4
この地は昔、三島代官所があった場所です。
 天正18年(1590) 小田原北条氏が滅亡し徳川家康が関八州の盟主となり関東一帯は家康の要地となった。 家康が関東の主となって、まず第一に民生の安定に全力を尽し、伊豆七島まで含めた伊豆全体を統治するために、この地に三島代官所を置いた。 初代の代官は家康に忠誠を尽した伊奈熊蔵が登用され慶長6年までの12年間三島代官(伊豆代官ともいう) として伊豆の治安と民生を司どった。 この三島代官所は宝暦9年(1759) 韮山代官所に併合されるまで21代の間存在した。 韮山代官所の管轄になってからは三島陣屋が明治4年(1871) の廃藩置県の時まであった。 現在周囲に残っている石垣の一部は、当時のものといわれている。
三島市役所-5
市役所に建立されている農兵節を踊る石像です。
三島市役所-6
伝統芸能 農兵節 の掲示板です。
三島夏まつり
会場に行くと団扇がもらえます。 裏に抽選番号があり三日目の抽選会が楽しみです。
JUGEMテーマ:写真

 2008年 三島夏まつり 二日目(8月16日) は 「伝統芸能の日」 と銘打って多彩な伝統芸能がプログラムされています。 三島の伝統芸能と言えば、まず 「農兵節」 があります。 その農兵節を踊る姿の石像が、三島市役所にあるとのことなので早速撮影してきました。

 また、三島市は旅のハンドブックに次のように紹介されています。
 中伊豆への玄関口となる三島は、三嶋大社の門前町として栄え、江戸時代は東海道五十三次の宿場町でもあった。 市内のあちらこちらで冨士山からの雪解け水が湧水となって湧き出し、柿田川の湧水群など水が美しい風景を作り出している。 また、清流が育てたうなぎが名物となっており、観光の途中に賞味したい。
 三島市街は、ほぼ徒歩で回れる。 駅から楽寿園、三嶋大社、佐野美術館と回るのが一般的で、徒歩約1時間30分ほど。 駅から徒歩5分の菰池(こもいけ) 公園から白滝公園へ続く徒歩約5分のせせらぎの道をのんびり歩くのもよい。 湧水が流れ、文学碑が点在する桜川沿いを歩く散策コースになっている。 駅に戻り、柿田川(清水町) へバスで行き、半日コース。 とあります。
 夏まつりと併せて三島の観光と名物のうなぎをご賞味下さい。
| 2008年 三島夏まつり | 19:01 | comments(0) | - |
2008年 三島夏まつり(6) 一日目 その6
箏曲奉納演奏-1
一日目、午後3:30より大社舞殿では 「箏曲(そうきょく)奉納演奏」 が行われました。 箏曲とは琴曲とも言われ、三嶋大社に澄み切った琴の音色が響きます。
箏曲奉納演奏-2
箏曲奉納演奏-3
美しい和服の女性が琴を奏でる姿は、優雅で気品があります。
菅奉納祭-1
菅奉納祭-2
PM2:00より大社本殿で執り行われました、間眠(まどろみ)神社氏子総代による 「菅奉納祭」 です。 神様の茣蓙(ござ)を新調して献上するなごりと伝えられます。
少年剣道演武奉納-1
PM3:00より大社芸能殿では 「少年剣道演武奉納」 が行われました。
少年剣道演武奉納-2
少年剣道演武奉納-3
少年剣道演武奉納-4
武修館で習練した少年剣士のキビキビとした演武に感動します。
三島大文字焼き-1
一日目の夜7:30、箱根西麓(笹原地先)に 「大」 の文字が浮かび上がりました。
三島大文字焼き-2
「三島大文字」 の三面の総延長が約450mという巨大な炎の 「大」 の文字です。
JUGEMテーマ:写真

 三島夏まつりには、「シャギリ」 に代表される動の部分と、献茶・箏曲や演武などの静の部分が同時に見れる素晴しいお祭りです。 その中で 「三島大文字焼き」 は静の部分の代表ではないでしょうか、「大」 の字の三面の総延長が約450mあります。 名こそ京都には遠く及びませんが、この大きさは京都の大文字焼(正式には五山の送り火) よりも大きいと聞きました。 箱根の西麓にこれだけのものを準備し、見る人に静かな感動を与えてくれる大文字焼きの関係者に敬意を表します。
 尚、この大文字焼きは、残念ながらメイン会場の三嶋大社からは眺望することができません。 三島駅から伊豆箱根鉄道で6分、三つ目の駅 三島二日町下車 徒歩1分の 「南二日町グランド」 がビューポイントです。 是非一度は見て欲しい真夏の感動のイベントです。

 今回で2008年 三島夏まつり一日目の写真展示を終わります。 次回から二日目、最大のイベント 俳優の石田純一さんが登場する 「頼朝公旗上げ行列」 をはじめ、盛りだくさんのイベントを写真展示しますので見て下さい。
| 2008年 三島夏まつり | 19:01 | comments(0) | - |
2008年 三島夏まつり(5) 一日目 その5
夏まつり風景-1
子供達が喜びそうな可愛いお面が並んでいます。
夏まつりの風景-2
カラフルでおいしそうなバナナのお菓子です。
夏まつり風景-3
お祭りにはなくてはならない定番の金魚すくい、親子で楽しそうです。
夏まつり風景-4
男の子が欲しがるおもちゃも陳列されています。
夏まつり風景-5
一日目の夕刻、露店の周囲にはたくさんの人でにぎあっています。
夏まつり風景-6
三嶋大社の境内に、昔なつかしの 「お化け屋敷」 が出現しました。
夏まつり風景-7
歩行者天国沿いの、おいしい水が飲める 「つるべっ子」 も夏まつりの装いです。
夏まつり風景-8
三嶋大社の神池にはたくさんの鯉がいます。 子供達からのエサを待っています。
可愛い鹿
三嶋大社の境内には可愛い鹿もいますよ。
夏まつり風景-9
おみくじで運勢を占って下さい。
夏まつり風景-10
境内の参道から露店が並ぶ光景を撮影しました。
JUGEMテーマ:写真

 子供達にとって、お祭りのもう一つの楽しみに露店があります。 ここ三嶋大社をメイン会場に開催される 「三島夏まつり」 は、毎年8月15・16・17日の三日間の開催とあって露店の数は半端じゃありません。 大社境内や歩行者天国の道の両サイドにびっしりと並びます。 少々オーバーな表現ですが、日本全国の露店がここに集結したのではないかと思われるほどです。 大人も子供も露店を一つ一つ見て歩くのも楽しみの一つです。
| 2008年 三島夏まつり | 19:01 | comments(0) | - |
このページの先頭へ