夕刻17:03に到着。 ここは山形県天童市にあります 「将棋むら」 です。
将棋むらの入口に建立されています。 将棋の駒の形をした 「交通安全」 のお守り。
店内は将棋に関する土産品が沢山陳列されています。
店内では将棋駒の工房を見学することが出来ます。 まさに匠の技です。
ツアー一行は約1時間の最上川舟下りを楽しんだ後、今日の宿泊ホテルのある山形県天童市にやって来ました。 天童と言えば何よりも 「
将棋のふるさと」 として全国的に有名で年産250万セット、全国シェアの95%を占め、将棋に関してすべておまかせといったところです。 今回のツアーは 「花笠まつり」 がメインなので、天童では 「将棋むら」 の見学とホテル宿泊のみ。 この街は一日かけて散策したいところです。 将棋愛好家にとっては必見の観光地です。
【ミニ知識】 将棋のふるさと 「天童市と将棋駒」 について調べてみました。
天童市の将棋駒製造は、明治維新前後、旧天童藩織田家の家臣達の手内職として始められ、今では天童市の特産品として広く知られるようになりました。
将棋の駒の種類には、駒木地にスタンプを押したスタンプ駒、うるしで字を書き込んだ書駒、文字を彫り込んだ彫駒などがありますが、天童駒は草書体の書駒を特徴としています。 しかし現在では、スタンプ駒や彫駒におされて、伝統の書駒は次第に影をひそめつつあります。
木地材は、スタンプ駒には朴の木(ほおのき;モクレン科の落葉高木)が多く、書駒・彫駒などの高級品には、イタヤ・ハビロ・槙・ツゲなどが用いられます。 まれに黒柿・エンジュ・キャラなどが使われこともあります。
全国の将棋駒生産高の95%を占める天童駒は、観光天童のシンボルともなっており、とくに天童温泉の旅館街は、玄関・風呂をはじめ種々なものが将棋駒型に形どられ、将棋こけし・将棋せんべい・将棋置駒など、将棋駒にちなんだ土産品が沢山あります。(郷土資料事典・山形県より)