2007.09.27 Thursday
東北4大夏祭り(16) 1日目 青森ねぶた祭り その16/完
平成19年 青森 『ねぶた大賞』 受賞ねぶた
平成19年出陣ねぶた 青森山田学園 『聖人 聖徳太子』 作/北村 隆
聖徳太子の実の名は厩戸皇子(うまやとおうじ)という。 太子は574年大兄皇子と穴穂部間人皇女の長子として生まれた。 少年時代から仏教に親しみ、学問を学び国際人だったのである。 けれども太子の十代は蘇我氏と物部氏の争いなど国内政治が大きくゆらぐ出来事の連続であった。
場面は蘇我氏と物部氏の争いで神仏のご加護を受けた聖徳太子が毘沙門天の鎧を借り、物部氏に立ち向かう姿である。 千手観音の千本の手はどのような衆生をあまねく救済しようとする観音の慈悲と力の広大さを表している。(青森ねぶた小冊子より)
今年の 「ねぶた大賞」 に輝いた 『聖人 聖徳太子』 のねぶた師、北村 隆さんは最優秀制作者賞に輝き2年連続の受賞です。 おめでとうございます。
青森ねぶた祭りを16回に亘り写真展示しましたが今回を持って終了します。 一度は見てみたかった日本の誇る素晴しいねぶた祭りを十分に堪能しました。 想像していたイメージよりはるかにスケールが大きく繊細で迫力があった 「ねぶた」 でした。
お囃子、跳人(ハネト)、ねぶた が一団となって織り成す光景は実に素晴しいです。是非一度は青森の 「ねぶた」 を現地で見て感動して下さい。 筆者お勧めの日本のお祭りです。
帰りの渋滞を避けるため、ねぶた鑑賞を30分前に終了、バスの待合場所まで約25分歩きました。 青森市の人口30万人対し、本日の人出が約50万人で大変な混雑です。 ツアー一行38名が無事全員はぐれることなくバスに帰着できたのは何よりでした。 21:00にバスは今晩の宿泊地、鯵ヶ沢プリンスホテルに向け出発、ホテル到着23:00、ホテルでバイキング形式の夜食を戴き、入浴後 日付が変わって就眠。 感激のツアー東北4大夏祭りの1日目が終了しました。
[撮影後記] 撮影器材はEOS−30D+EFS17−55mmF2.8 IS USMを使用、夜のお祭りなのでISO800で全て手持ち撮影。 手ブレを心配しましたがきれいに撮影でき満足。 今回の幸運は桟敷席の一番前に陣取り、隣のNHKテレビクルーと一緒に撮影できたことです。 汗びっしょりの撮影で体力勝負でした。
お陰様で筆者の記念すべき貴重な写真が撮れました。 青森の皆さん感動ありがとうございました。