2019.10.10 Thursday
秋田の旅 その63 小坂(3) 康楽館 館内
康楽館 館内売店
認定 地域活性化に役立つ近代化産業遺産 有数の金属供給源として近代化に貢献した東北地方の鉱業の歩みを物語る近代化産業遺産群 康楽館 地域活性化に役立つ近代化産業遺産としてここに認定する 平成19年11月30日
2階から見た舞台
天井の照明
切穴(すっぽん)
回り舞台
奈落(ならく) 物事のどん底に至ることを『奈落の底』といい、これが転じて花道の床下で薄暗く、じめじめしていた地下を「奈落」と呼ぶようになりました。康楽館では、「回り舞台」のろくろ仕掛けを四ヵ所の力で人力により動かしています。
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康楽館
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康楽館は、小坂鉱山を経営した藤田組により、明治43年鉱山従業員の厚生施設として建設された。正面のイギリス下見板張の外壁と装飾、客席部の天井に洋風意匠が見られるが、花道、回り舞台など江戸期に成立した芝居小屋の形式を伝える和様折衷の様式を持つ。
昭和60年2月、同和鉱業(株)から小坂町へ譲渡されたのを機に修復が加えられ、昭和61年7月、現役の芝居小屋として改めて開館した。 康楽館は、近代の芝居小屋のうち、優れた洋風意匠を取り入れた現存最古のものとして歴史的価値が高く、小坂鉱山と鉱山町・小坂の繁栄を物語る遺構として貴重である。