質素な写真展示室

富士の裾野で、美しい日本の風景・お祭りや花などの写真を展示します。

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金沢・能登の旅 その34 金沢市内 にし茶屋街(2) 西茶屋資料館
にし茶屋街-1
格子が美しい! にし茶屋街。
にし茶屋街-2
 文学のまち 金沢の三文豪 泉鏡花、徳田秋聲、室生犀星。
 泉 鏡花(いずみ きょうか)文学都市金沢の顔とでもいうべき作家であろう。とりわけ彼の愛した女川(浅野川)は、華麗にしてかつ幻想的な鏡花の文学をよく象徴している。市は彼の生誕百年を記念、「泉鏡花文学賞」を制定したが、今では日本の十指に入るまでにビックな賞となった。新派十八番の一「滝の白糸」(原作『義血侠血』)も金沢を舞台にしたものである。
 徳田秋聲(とくだ しゅうせい)「女を書いては神様」とまで言われた秋聲の作風は、同じ女川のほとりに育ちながら鏡花とは全く対照的。鏡花の浪漫主義文学に対して、秋聲の場合は自然主義の極北に立つものとされた。したがって、「ひがし」を舞台にして書かれた名作「挿話」においても全く飾るところなく自由に自然体で書かれている。
 室生犀星(むろう さいせい)「ふるさとは遠きにありて思ふもの」(『抒情小曲集』)で、一躍その名を高めた犀星は、小説においても金沢を舞台に、『幼年時代』『性に眼覚める頃』を書いた。その後も鏡花、秋聲両先輩の影響を受けながら、『あにいもうと』『かげろふの日記遺文』と書き続け、晩年には全く自由自在な作風をもつにいたり、文学史上高く評価されている。
にし茶屋街-3
金沢市西茶屋資料館
にし茶屋街-4
入館無料で入れます。
にし茶屋街-5
館内の風景
にし茶屋街-6
展示品
にし茶屋街-7
二階に再現されたお茶屋の部屋。
にし茶屋街-8
芸妓たちによって受け継がれてきた西茶屋街の風情
にし茶屋街-9
太鼓や三味線などの館内展示品。

JUGEMテーマ:写真

 金沢市西茶屋資料館 西の郭で育った異才の作家・島田清次郎が幼い頃移り住み、小説『地上』の舞台ともなった吉米楼をその跡地に再現した資料館。一階は大正時代を彷彿とさせる室内に清次郎の関係資料を展示。二階は客をもてなすための座敷で、太鼓や三味線などが置かれ当時の華やかな雰囲気がうかがえます。
| 金沢・能登の旅 | 19:18 | comments(0) | - |









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