2008.12.30 Tuesday
小京都 佐野の旅 続編-5(完) 佐野厄除け大師
今回の写真は全て佐野厄除け大師で撮影したものです。 前回の訪問時見逃してしまった 「田中正造翁」 のお墓です。 自然石で建立された堂々としたものです。
今回驚いたのはいみじくも前回一考をお願いした点が改善されているのです。 立木も短く剪定され見晴らしがよくこれなら何方がこられても見落とすことはないと思います。 佐野厄除け大師に参拝の折りには、地元の偉大な政治家の墓参をお勧めします。
お墓の前には 「石川啄木」 の歌碑があります。
田中正造翁の墓の横に建つ、佐野市指定有形文化財 工芸品 「銅鐘」 です。
天明鋳物の中でも代表的作品です。
明暦4年(1658)、天明鋳工105人が合作して寄進した大鐘とあります。
同じ境内にあります「春日岡山 東照宮」、ふるさと佐野100選に選定されています。
拝殿の軒下の彫刻が見事です。
拝殿脇を入るとこの透塀を見ることができます。
透塀の隙間から撮影した本殿の様子です。見事な彫刻の片鱗が見えます。 前回の東照宮の写真と記事はこちらにも掲示されていますので合わせてご覧下さい。
撮影当日は丁度境内で 「菊花展」 が開催中でした。
見事な菊の花です。ただただ感心するばかりです。
丹精を込めて栽培された大輪の菊の花は見応えがあります。
題が「裾野の月」、筆者の住む街 「富士山の裾野市」 なので近親感を覚えます
同時に展示されている「小学生菊花写生展」、どの作品も力作ぞろいです。
上手に書けた絵画に拍手です。 小学生が書いたとは思えない見事な作品です。
JUGEMテーマ:写真
今回をもちまして 「小京都 佐野の旅」 は完結です。 佐野は派手さはありませんが大人の旅ができるところです。これ以外にも季節に合わせて咲く花の見どころがあります。 インターネットのHPや観光協会に問い合わせてお出かけ下さい。
尚、本ブログ更新は年末年始はお休みです。
来年1月4日より九州の旅シリーズとして「小京都 人吉の旅」、「熊本城」、「有田の旅」そして「ハウステンボス」の写真展示を行いますので見て下さい。
今年一年ご愛読ありがとうございました。では愛読者の皆さん良いお年を!