質素な写真展示室

富士の裾野で、美しい日本の風景・お祭りや花などの写真を展示します。

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PROFILE
小京都 栃木の旅 その33(完) 街中散策
街中散策-1
巴波川(うずまがわ)沿いに建つ、立派な建物が気になります。
街中散策-2
その建物は歌麿通り相生橋のたもとにありました。
街中散策-3
この建物は 「片岡写真資料館」、 幕末・明治の写真資料館です。 残念ながら撮影した当日は定休日で閉館。 通常の写真店に資料館もあるお店です。
街中散策-4
巴波川沿いに散策路が整備され、花や鯉を見ながら のどかな一時が味わえます。
街中散策-5
巴波川に群れ泳ぐ、鯉たちです。
街中散策-6
栃木市民の憩いの場所 「うずま公園」、木陰が気持ちいいです。
街中散策-7
 うずま公園の横に祀られている御神体(御神石)です。 元文5年(1740) 「うずま川大洪水」 により、猿形の御神石が流れつき、塩売七衛門の屋敷に祀り、稼業の塩を供え、塩庚神火防の御神体として以来、今日まで地域一帯の氏子の家屋は、二百十数年にわたって火災が起こらない有難い火防の御神体です。 又、時がながれ いつしか庚申様を幸神(シアワセカミ)と掛けて、お参りすれば願いを掛けた人に、幸と金運が付くという幸神(コウシン)付く付くの神とも言われています。(掲示板より)
街中散策-11
昔このような店があったんですね、「寺内萬年筆病院」 とあります。
街中散策-12
嘉右衛門町にあります味噌の老舗、益子味噌の立派な梁のある建物です。
街中散策-13
大理石で作られた電話番号に時代を感じます。
街中散策-9
栃木市北西部の箱森、野中、泉川、新井町などで生産している 「栃木瓦」 の歴史は、江戸時代末期にさかのぼる。 瓦に適した豊富な粘土や、燃料用の材木を産出する山々を後背地とした瓦製造は、大消費地の関東地方をひかえていたこともあり、隆盛を極めた。 瓦には、数多くの種類がある。 このうち、鬼瓦は、住いを守る 「守護神」 であり、洗練されたなかにも、勇壮、華麗さを誇るものである。 写真のものは大棟に使用する鬼面付き鬼瓦である。(説明文より引用)
街中散策-8
吉屋信子生誕110年記念碑 秋灯(あき ともし) 机の上の 幾山河 吉屋信子
 略歴 1896年(明治29年) 新潟市に誕生
     1902年(明治35年) 栃木市に転入
     1908年(明治41年) 栃木高等女学校(現栃木女子高等学校)入学
     1915年(大正 4年) 上京、作家への道を歩み始める
     1973年(昭和48年) 逝去 77歳
 著書 花物語 安宅家の人々 鬼火 徳川の夫人たち 女人平家 など
 受章 女流文学者賞、菊池寛賞、紫綬褒章薫三等瑞宝章
          平成18年11月24日 栃木県立栃木女子高等学校同窓会
吉屋信子著 「おもいでの町 栃木」 の中に、「この町の中を 巴波川という河が流れていた。 その水の流れが この小さなさびしい地方町に うるおいと 風情を与えていた。」 と書かれています。(記念碑及び表示版より引用)
街中散策-14
栃木市は昭和61年7月に 「手づくり郷土(ふるさと)賞」 を、当時の建設大臣 江藤隆美氏より、また平成17年11月に 「手づくり郷土(ふるさと)大賞」 を前国土交通大臣 北側一雄氏より受賞しています。
JUGEMテーマ:写真

 33回にわたって写真展示しました 「小京都 栃木の旅」 を今回で終了します。 愛読者の皆さんが少しでも旅の気分を味わって頂ければ幸いです。
 栃木は派手さはありませんが、旅人に心の安らぎを与えてくれる静かな街です。 巴波川に10万匹が群れ泳ぐ鯉、蔵を巧みに使った展示館、銘木を集めた日本家屋など、一度は見ておきたい栃木の街です。(完)

 なお、8/15〜17まで地元 三島大社のお祭りを撮影してきますので、ブログ更新はお休みです。 今年の三島大社の祭りに俳優の石田純一さんが源頼朝役で出演されます。 撮影するのが楽しみです。 後日写真展示しますので見て下さい。

≪日々雑感≫
 本日(14日)北京オリンピックで、北島康介選手が男子200m平泳ぎで二連覇の金メダル獲得、100m平泳ぎに続いての二冠、大偉業を成し遂げてくれました。 しかも記録がオリンピック新記録、久々に安心してTV生中継を見ることが出来ました。
 昨日は女子柔道70kg級で上野雅恵選手が二連覇の金メダル、フェンシング男子フルーレ個人で太田雄貴選手が同競技の日本選手で初めての銀メダルを獲得。 連日の日本選手の活躍に感動しています。
| 小京都 栃木の旅(後編) | 19:01 | comments(0) | - |
小京都 栃木の旅 その32 塚田歴史伝説館(3)
塚田歴史伝説館-1
文庫蔵の入口に毘沙門天王が祀られています。
塚田歴史伝説館-2
塚田歴史伝説館-3
当家が集積された家宝などが展示されています。
塚田歴史伝説館-4
当館奥にある隠居所として造られた離れの十畳間。 縞黒檀の床柱です。
塚田歴史伝説館-5
八畳の間、床柱・北山杉の天然絞り丸太、天井には春日杉が使われています。
塚田歴史伝説館-6
別荘についての説明文です。 明治末期 西洋館と共に銘木の逸品を集めた総備州檜柾の数奇屋造りの隠居所として造られた離れです。
塚田歴史伝説館-7
欄間は黒柿の一枚板
塚田歴史伝説館-8
天井には木目がきれいな春日杉が使われています。
塚田歴史伝説館-9
廻り廊下の天井、当時の手仕事の良さを見ることができます。
塚田歴史伝説館-10
庭園入口に造られた水琴窟です。 澄んだ音色が疲れを癒してくれます。
塚田歴史伝説館-11
枯山水を背してドウダン つつじ 赤松 モッコクなど百年以上の樹木と日本各所の名石灯籠十基を配した庭園です。
JUGEMテーマ:写真

 ここ塚田歴史伝説館の見所は、巴波川沿いに約120mの黒板塀の景観があまりにも有名です。 しかし館内にも見所がたくさんあります。 三味線ばあさんロボット、 ハイテク人体型ロボットによる蔵芝居 「うずま川悲話」、人形山車、奥の庭園と数奇屋造りの離れ、そして塚田家歴代の家宝300点ほどが展示されています。 栃木観光の見逃せないスポットです。
| 小京都 栃木の旅(後編) | 19:01 | comments(0) | - |
小京都 栃木の旅 その31 塚田歴史伝説館(2)
塚田歴史伝説館-1
「木材回漕問屋 財団法人塚田歴史伝説館」 の約120m黒板塀がきれいです。
塚田歴史伝説館-2
黒板塀の側を巴波川の流れをみながら散策することができます。
幸来橋
巴波川に架かる 「幸来橋;こうらいばし」 です。 橋の手前を左に曲がると黒板塀です。
塚田歴史伝説館-3
幸来橋のたもとに 「塚田歴史伝説館」 はあります。
塚田歴史伝説館-4
塚田歴史伝説館-5
 蔵芝居 うずま川悲話 塚田家は巴波川の水運を利して江戸時代末期から明治大正を経て昭和初期にいたるまで、当地で木材回漕問屋を営業しておりました。 木材を筏(いかだ)に組んで、江戸深川の木場にあった営業所まで川を下っていったのです。 蔵芝居 うずま川悲話は、旧い時代の塚田家と巴波川を背景として、この地に伝わる人柱伝説を新しい構成のもとにくりひろげる、およそ15分の全自動人形劇です。 蔵の町栃木の思い出に皆様どうぞごゆっくりご観賞ください。 と書かれています。
塚田歴史伝説館-6
ここから 「塚田歴史伝説館」 に入ります。
塚田歴史伝説館-7
三味線ばあさんロボット、日本初の三味線都々逸をひく語り部ロボットなのです。7分間の上演を観賞してきました。 となりの猫もロボットです。
塚田歴史伝説館-8
手前に座っておられる方に思わず “どちらからお見えになったんですか” と声をかけそうになりました。 実はこの方、精巧にできている蝋人形だったのです。
JUGEMテーマ:写真

 塚田家は江戸時代後期の弘化年間より材木回漕(かいそう;舟によって運送すること)問屋を営んで来ました。 当時は木材を筏に組んで巴波川より利根川を経由して江戸深川の木場まで、三日三晩かかって運んでいました。
 栃木市の母となる川 「巴波川」 の川面に影を落として並ぶ八つの白壁土蔵は群遊する鯉とともに 「鯉のいる街、蔵の街」 の代表的な風景となっております。 館内には、歴代が集積した家宝の展示物や、お囃子付きからくり人形山車(手力男命)の他、古代銘木の逸品を解説付きで展示しています。
 奥には数奇屋造りの離れや庭園があり、静かなたたずまいを見せています。
(塚田歴史伝説館リーフレットより引用)
| 小京都 栃木の旅(後編) | 19:01 | comments(0) | - |
小京都 栃木の旅 その30 塚田歴史伝説館(1) 黒板塀
黒板塀-1
栃木を代表する風景。「道と川の百選」 にも選定された、幸来橋周辺の巴波川。
黒板塀-2
マンホールの蓋
マンホールの蓋にもこの場所がデザインされています。
黒板塀-3
巴波川」(うずまがわ)沿いに、約120mにわたって黒板塀が続きます。
黒板塀-4
黒板塀-5
巴波川を挟んで左側に柳と散策路、右側に約120mの黒板塀の静寂な景観です。
黒板塀-6
この場所は、栃木の観光案内パンフレットによく登場する景観 「塚田歴史伝説館の黒板塀」 です。 カメラマンにとって最高の撮影ポイント。 お気に入りの1カットです。
JUGEMテーマ:写真

 今回の 「小京都 栃木の旅」 で一番撮影したかったのが、この巴波川(うずまがわ)沿いにある約120m 「塚田歴史伝説館」 の黒板塀です。 毎週日曜日には、同館横の幸来橋(こうらいばし) のたもとから 「蔵の街遊覧舟」 が出ます。 巴波川に浮かぶ遊覧舟とこの黒板塀を入れた構図がベストアングルなのです。 残念ながら撮影した日はウィークディーで遊覧舟が出ていません。

 先日、全国京都会議発行の 「小京都と京都ゆかりのまち」 を入手しました。 その小冊子に栃木は次のように紹介されています。
< 関東の小京都、鯉のいる街、蔵の街とちぎ >
 栃木県の南部にあって、東に筑波山、西に太平山、北に日光連山にかこまれ、市内中央に巴波川が流れる静かなたたずまいの街です。
 幕末から明治年間にかけ日光例幣使街道の宿場町として、また巴波川の舟運により商人町として賑わい、見世蔵や土蔵が軒を連ね政治、経済、文化の中心として栄えた商都であり、今なお商人町の姿を残しています。
 川面に影をおとして並ぶ蔵屋敷と白壁の家並み、清流と掘割に群れ遊ぶ鯉、四季折々の彩りをみせる県立自然公園太平山、樹木につつまれた出流山満願寺、その他多くの名所が点在し訪れる人々に潤いと安らぎを与えてくれる街です。
(紹介の写真には、巴波川と黒板塀の風景が使われています) 

 ≪日々雑感≫
 昨日・今日とうれしいニュースです。 北京オリンピックで柔道男子66kg級で内柴正人選手が五輪二連覇を達成、今大会の日本勢で初の金メダル。 更に今日は男子百メートル平泳ぎで北島康介選手が58秒91の驚異的な世界新記録で二連覇の金メダル。 日本中を沸かせた二人、五輪二連覇の偉業に盛大な拍手を送ります。
| 小京都 栃木の旅(後編) | 19:01 | comments(2) | - |
小京都 栃木の旅 その29 お昼時
お昼時-1
お昼時、珈琲 喫茶 巴波の小歴(うずまのこれき)で一休み
お昼時-2
世界一旨い黒みつ寒天屋さんはここです。 この看板に引かれて入りました。
お昼時-3
世界一旨い 「じゃがいも入り焼きそば」 もあります。
お昼時-4
栃木に来たら一度は食べてみたかった 「じゃがいも入り焼きそば」 と黒みつ寒天+冷たいコーヒーの三点セットを注文。 ヘルシーで素朴な味、美味でした。
きれいな花-1
きれいな花-2
きれいな花-3
きれいな花-4
きれいな花-5
きれいな花-6
きれいな花-7
この店は屋外のテーブルで食事ができ、周りにはきれいな花が咲いています。
JUGEMテーマ:写真

 この日は朝から撮影と見学がつづき、小休止を兼ねて 「塚田歴史伝説館」 の近くにある 「珈琲 喫茶 巴波の小歴」 で昼食をとりました。
 栃木に来たら食べたかった 「じゃがいも入り焼きそば」 を注文。 ヘルシーで素朴な味は美味でした。 この地方で昔、高価な肉の代替品としてじゃがいもを入れたのが始まりとのこと。 またこの店の自慢、黒みつ寒天と冷たいコーヒーは夏の暑い日には最高です。 周りのきれいな花を見ながら、屋外のしゃれたテーブルとイスで食べる栃木の素朴な味は格別です。 筆者おすすめのお店です。
| 小京都 栃木の旅(後編) | 19:01 | comments(0) | - |
小京都 栃木の旅 その28 横山郷土館(5)
横山家・庭園-1
手入れの行き届いた横山家の庭園が見事です。
横山家・庭園-2
きれいに敷かれた敷石と花がきれいに咲いています。
横山家・庭園-3
洋館側から見た横山家の母屋です。
横山家・庭園-4
横山家の紋章が入った鬼瓦です。
横山家・庭園-5
横山家・庭園-6
横山家・庭園-7
栃木市内随一と言われる豪壮な庭園です。
横山家・座敷-1
庭園が見渡せる位置に横山家の座敷があります。
横山家・座敷-2
屋久杉の根で作られた天井板をもつ座敷、横山家の当時の隆盛ぶりが窺がえます。
横山家由緒書
座敷に掲げられている横山家由緒書です。下記に全文を記します。
横山家・庭園-8
座敷から見る庭園、十指に余る石燈籠や巨大な三波石などの庭石が見れます。
JUGEMテーマ:写真

 横山家由緒書(ゆいしょがき)
 横山家は水戸藩の武士であった。徳川三百年の天下が漸(ようや) く揺らぎはじめたころ、武士をきらい商人を志した横山定助は弱冠12才の少年であった。 定助は、下野(しもつけ;現在の栃木県) 特産の麻の取引に専念し、真縄に加工するなどして次第に財を築き、併せて栃木共立銀行をもおこした。
 2代目定助は政界人としても活躍し、昭和14年に第2代栃木市長に就任した。
横山方正面軒先に残る瓦斯(ガス) 灯や古い麻の葉模様にすりあげた曇り硝子の入った表格子戸は、昔を物語るに十分なものであり、横山郷土館は当主横山庫造の発起により建物の一角を開放したものである。

 5回に分けて写真展示しました 「横山郷土館」、見応えのある建造物です。 日本の商家では唯一の 「両袖切妻造り」、市内随一の庭園、モダンな洋館など、栃木にお越しの際は是非一度ご覧になることをお勧めします。 必見の拝観ポイントです。

 ≪日々雑感≫
 昨日開催されました北京オリンピックの開会式を最後までテレビで見ました。 実に素晴しい開会式でした。 中国の総力を上げて完成させ、全世界に発信した開会式、特に2008年に因んで2008人による一糸乱れずの集団演技には驚きました。
 歴史と美と最新の技術を駆使した開会式は、中国のすごさを全世界に印象づけた一日でした。 放送後日談で、雲行きが心配された空にロケット1100発を打ち込み降雨を防いだとのこと、また本日(9日) から始まる競技において、メダル獲得の世界一をめざす中国、このオリンピックを契機に世界人口の五分の一を占める中国は、更に大きく躍進することと思います。
 日本選手も前回のアテネオリンピックを上回るメダル獲得を期待しています。 まずは自己ベスト記録更新を目指して頑張ってほしいものです。 その結果がメダル獲得につながるものと思います。 ガンバレ日本!。
| 小京都 栃木の旅(後編) | 19:01 | comments(0) | - |
小京都 栃木の旅 その27 横山郷土館(4)
横山家・洋館-1
横山家・庭園内には大正7年建築の離れ(洋館)があります。
横山家・洋館-2
外観が庭園の緑にマッチしてきれいです。
横山家・洋館-3
天井は洋風に造られています。
横山家・洋館-4
内部は、畳や床の間など和風を基調として造られています。
横山家・洋館-5
横山家・洋館-6
横山家・洋館-7
室内に展示されているものです。
横山家・洋館-8
洋館の脇に花がきれいに咲いています。
JUGEMテーマ:写真

 横山家の店舗・石蔵の見学を終え、裏手の庭園に向かいます。 まず目に付くのがお洒落な洋館です。 大正7年(1918)、今から90年前に横山家の離れとして造られたものです。 外観はハーフティンバー形式(壁面に柱や梁が露出する構造) を用い、内部は和風を基調としていますが、天井を洋風にするなど和洋折衷になっています。 90年前に造られた建物とは思えないほどきれいに保存されています。

 本日8月8日 第29回オリンピック競技大会が中国・北京で開催されます。 史上最多の205カ国・地域が参加し、28競技302種目に24日までの17日間、熱戦を展開します。 日本選手の活躍を期待しています。 また今回、中国での開催とあって本日の開会式は見所の一つです。 どんな演出があるのか楽しみです。
| 小京都 栃木の旅(後編) | 19:01 | comments(0) | - |
小京都 栃木の旅 その26 横山郷土館(3)
共立銀行-1
横山郷土館・店舗左半分の 「栃木共立銀行」 の内部です。
共立銀行-2
当時のまま保存されている柱時計、机と大金庫です。
共立銀行-3
共立銀行-4
写真の中央、初代横山定助の肖像画が掲示されています。
共立銀行-5
共立銀行-6
当時の銀行業務に使用していた備品を見ることができます。
共立銀行-7
貴重な当時の銀行台帳類も展示されています。
共立銀行-8
当時の貴重な硬貨です。
共立銀行-9
当時の品、錠前なども展示されています。
共立銀行-10
栃木共立銀行、明治33年設立、資本金10万円。 設立当時のお米の値段が10kgで約80銭、現在の白米10kgで約3,600円、倍率 約4500倍 当時の資本金10万円を現在の貨幣価値で換算すると 約4億5千万になります。
文庫蔵展示-1
文庫蔵展示-2
文庫蔵展示-3
左の石蔵(文庫蔵) に展示されているレトロな品々です。
JUGEMテーマ:写真

 横山家は、水戸藩士であった定助が武家を嫌って商人を志し、ここ栃木において農産物の麻を主力にした荒物商を始め、努力の結果成功すると金融業にも進出し大成し、この建物において盛隆を極めた。
 現在は当時の様子を偲ばせる建物や庭木、それにこの建物のシンボルとなっているガス灯を付けた七間(約12.7m) 間口のどっしりとした切妻造りの店舗と、それを抱かえる様な大きな左右の石蔵がその名残を留めている。
 この建築様式は 「両袖切妻造り」 と言い日本の商家では唯一の建物として母なる川の巴波川べりに立派に保存されている。(横山郷土館リーフレットより引用)
| 小京都 栃木の旅(後編) | 19:01 | comments(0) | - |
小京都 栃木の旅 その25 横山郷土館(2)
麻問屋-1
横山家、間口7間(約13m)のどっしりとした店舗に入ります。 「栃木麻苧真縄問屋」の看板、神棚や立派な箪笥など当時の様子を見ることができます。
麻問屋-2
店舗の帳場には麻製品が展示されています。
麻問屋-3
麻問屋-4
問屋時代に使用された道具類を見ることができます。
麻蔵展示-1
石蔵(麻蔵)は、現在展示場になり一般公開されています。
麻蔵展示-2
蔵内に掲示されている案内板です。
麻蔵展示-3
蔵の二階部分を支える巨大な松の梁と杉の柱です。
麻蔵展示-4
蔵内部に造られている座敷です。一人用手火鉢とたばこ盆が置かれています。
麻蔵展示-5
展示されている紫檀(したん)彫刻天女
麻蔵展示-6
きれいな江戸時代のお雛様です。
麻蔵展示-7
江戸時代の化粧道具、お歯黒壺などが展示されています。
麻蔵展示-8
小倉百人一首の絵屏風(江戸時代)
麻蔵展示-9
花嫁振袖衣装(徳川末期)
麻蔵展示-10
麻蔵展示-11
きれいな壺も展示されています。
麻蔵展示-12
当時の家具職人の技が窺える立派な箪笥です。
麻蔵展示-13
石蔵(麻蔵)二階の棟木に 「明治四拾貳年拾二貳月・・・」 の文字が読み取れます。
JUGEMテーマ:写真

 明治の豪商・横山家の店舗に入ると、昔なつかしい帳場格子のある帳場、麻の売買に使用した秤、立派な神棚、大きな時計など当時の様子を見ることが出来ます。
 また、右手の石蔵(麻蔵)には江戸時代から明治大正時代の書画・骨董・衣装などが豊富に展示されています。 
 素晴しい展示品や石蔵の内部の造りなど、一度ご覧になることをお勧めします。
| 小京都 栃木の旅(後編) | 19:01 | comments(0) | - |
小京都 栃木の旅 その24 横山郷土館(1)
横山郷土館-1
切妻造りの店舗と左右の石蔵、この建築様式は両袖切妻造りと言い、日本の商家では唯一の建物です。 横山家は母なる川の巴波川べりに立派に保存されています。
横山郷土館-2
横山家の左半分で銀行、右半分で麻問屋を営んでいた明治の豪商でした。
横山郷土館-3
創業慶応三年となっています。 現在から溯ること141年前のことです。
横山郷土館-4
この建物のシンボルになっている 「ガス灯」 です。
横山郷土館-5
旧横山共立銀行、栃木麻苧真縄問屋の石碑です。 また後の石蔵に使用されている黄みがかった色合いの石は、県内鹿沼産の深岩(ふかいわ)石が使われています。
横山郷土館-6
横山郷土館は平成10年に 「国登録有形文化財」 に指定されています。
横山郷土館-7
開館終了時の横山郷土館全景です。
JUGEMテーマ:写真

   国登録有形文化財第09−0007〜10号     平成10年9月2日登録
               横 山 郷 土 館
 横山家は、かっては栃木でも有数の麻苧(あさお;麻の繊維から取った糸、あさいと)問屋として知られていました。
 店舗は北半分が麻苧問屋 南半分が明治32年に設立された栃木共立銀行としてつくられており、出入口も別々に設けられています。
 両側の石蔵は北側の麻蔵が明治42年、南側の文庫蔵が明治43年の上棟で外壁はいずれも鹿沼産の深岩石が積まれており、小屋組みは木造のキングポスト(洋風小屋組)が用いられ、窓や出入口にも洋風の意匠が目立ちます。 また、文庫蔵の軒には赤煉瓦積みの蛇腹を廻しています。
 庭園内には大正7年建築の離れ(洋館)があります。 外観はハーフティンバー形式(壁面に柱や梁が露出する構造)を用い 内部は和風を基調としていますが天井を洋風にするなど和洋折衷になっています。
                             栃木市教育委員会
| 小京都 栃木の旅(後編) | 19:01 | comments(0) | - |
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