質素な写真展示室

富士の裾野で、美しい日本の風景・お祭りや花などの写真を展示します。

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PROFILE
第105回 島田大祭(7/完) 大井神社
大井神社-1
JR島田駅から徒歩5分、1276年の創建と伝えられる大井神社・拝殿です。
大井神社-2
大井神社-3
大井神社-4
島田大祭の神事が厳かに執り行われています。
大井神社-5
祭りの期間中、神社境内にはたくさんの露店が並び賑わいます。
大井神社-6
軒下に取り付けてある灯籠がきれいでした。
大井神社-7
神社境内にあります京都北野天満宮より分霊された 「大井天満宮」、学業成就の神様です。 神牛をなでてお参りすると御利益があります。
大井神社-8
境内にあります大奴像・鹿島踊像 建立記念碑です。
大井神社-9
少年の凛々しい舞姿、鹿島踊り 「三番叟;さんばそう」 のブロンズ像です。
大井神社-10
勇壮な島田大祭 帯まつりの主役 「大奴;おおやっこ」 のブロンズ像です。

 大井神社は水害の無いことを祈って建立された神社です。御祭神は弥都波能売神(みづはのめのかみ)、波迩夜須比売神(はにやすひめのかみ)、天照大神(あまてらすおおみかみ)。水と土と日の神の三女神です。
 古来大井の大神様として崇められ、大井川鎮護の神、水を恵み大地を治める神として偉大な霊力をもって人々を御守護くださる神々です。 生命生産の守護神として、安産の神様として地元の厚い信仰を集めています。
 島田大祭は三年に一度、寅、巳、申、亥の年に行われる大井神社の祭事で、300年以上前から続いています。 元禄以来、受け継がれてきた豪華絢爛なお祭りです。 次回は3年後の平成22年(2010年)に開催されます。

 [撮影後記] 念願の島田大祭(帯まつり)、心配していました天候も朝方には回復し絶好のお祭り日和となりました。 豪華絢爛な帯まつり、厳かな鹿島踊り、可愛いい踊りを披露してくれた屋台踊り、屋台の引き回しなど、感動のシーンをカメラに収めることができました。 静岡県が全国に誇る素晴しいお祭りです。 この祭りにかける島田市民の熱意をひしひしと肌で感じた一日でした。 島田の皆さん感動有難うございました。
| 2007年 島田大祭 帯まつり | 19:02 | comments(0) | - |
第105回 島田大祭(6) スナップ集
スナップ-1
祭り会場の最寄駅JR東海道本線 島田駅です。 現在改築中です。
スナップ-2
祭りの案内所です。 ここでパンフレットがもらいます。
スナップ-3
スナップ-4
ミス さわやか しまだ のお茶のサービスがあります。
スナップ-5
玄関先の飾り付けです。
スナップ-6
お店のシャッターに大奴が描かれています。
スナップ-7
マンホールの蓋にも大奴がデザインされています。
スナップ-8
お祭り会場で記念グッズも発売しています。
スナップ-9
鹿島踊り休憩中の光景です。
スナップ-10
スナップ-11
スナップ-12
大井神社で偶然に遭遇した撮影風景を撮影しました。
スナップ-13
美しい女子青年部の粋な着こなしが絵になります。 筆者お気に入りの1カットです。
データ;EOS-30D+70−200mm F4L IS USM ISO400 太陽光 A-DEP

 島田大祭の撮影時に街角で撮影したスナップ集です。 島田の町全体がお祭り一色で、はつらつとしています。 元気がもらえた一日でした。 
| 2007年 島田大祭 帯まつり | 17:30 | comments(0) | - |
第105回 島田大祭(5) 屋台の引き回し
屋台の引き回し-1
各町内の屋台の引き回しも見所の一つです。
屋台の引き回し-2
屋台の引き回し-3
屋台の引き回し-4
屋台の引き回し-5
屋台の引き回し-6
屋台の引き回し-7
屋台の引き回し-8

 屋台のもう一つの見所は引き回しです。 なにやら岸和田のだんじり祭りを思わせる屋台の引き回しです。 樫の木でつくられた梃子棒(てこぼう)で屋台の向きを変えたり、ブレーキをかけして進みます。

 島田大祭についてHPで調べてみました。 それによりますと
 祭りには 「街(ガイ)」 と呼ばれる町単位で参加します。 一街から五街までが屋台、六街が鹿島踊り、七街が大名行列を出します。
 「街」 というのは、1つの国のようなものです。 初日と2日目は、1つの街の中に、同時に2つの街の催しものがいてはいけない、というしきたりを守らなければなりません。 例えば、六街の鹿島踊りが三街にいる間、他の街の屋台や行列は一切、三街に入ることができないのです。 各街の境目には、国境線ともいえる境界線を白線で引いています。 街の催しが出入りする際は、同時に入って、同時に出るということをしなければなりません。 街への出入りは何時何分という細かいタイムスケジュールが事前に組まれています。 そこで、列車のような定時運行厳守のために走り回るのが、各街の青年本部の 「伝令係」 と 「応接係」 です。 「伝令係」 は通信連絡役、「応接係」 は外交官です。(HPダイドー祭りドットコムより引用)
| 2007年 島田大祭 帯まつり | 19:05 | comments(0) | - |
第105回 島田大祭(4) 長唄・屋台上踊り
屋台上踊り-1
この踊りは島田の自慢、 「屋台(やたい)上踊り」 です。 素晴しいです。
屋台上踊り-2
屋台上踊り-3
第三街(三丁目)の屋台上踊りです。 7才の女の子が踊っています。
屋台上踊り-4
屋台上踊り-5
屋台上踊り-6
第一街(一丁目)の屋台上踊りです。 6才の女の子が踊っています。

 各町内が競う「長唄 屋台上踊り」、5歳から10歳くらいの男女の子供たちが踊ります。 今回、第一街(一丁目)と第三街(三丁目)の屋台上踊りを撮影してきました。 
6才と7才の可愛らしい女の子が、一流芸人の長唄 三味線の名演にのって踊っています。 振り付けは昔から江戸一流の芸人を招いて稽古を頼むのが慣例で、島田の自慢なのです。 小さな屋台の上で女の子が踊る踊りでしたが見応えがありました。
| 2007年 島田大祭 帯まつり | 19:05 | comments(0) | - |
第105回 島田大祭(3) 鹿島踊り
鹿島踊り-1
鹿島踊り 古代の神楽(かぐら;神前で奉する舞楽)踊りが源流
鹿島踊り-2
静岡県指定無形文化財 島田鹿島踊
鹿島踊り-3
鹿島踊り-4
先頭は烏帽子・狩衣・さしこ型で、扇と鈴を持って舞う三番叟(さんばそう)です。
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この舞は神の心を慰めるための神前舞

 帯まつりが行われている同じ島田市内で、厳かな神前舞(しんぜんまい)が行われています。 太鼓や笛の音に合わせ静に舞う踊りは古い伝統を感じます。

 起源は延宝年間(1673〜1681)島田に疫病(えきびょう;悪性の伝染病)が流行したとき、大井神社の境内に春日神社の神霊を奉じ、踊りを奉納し、疫病除去を祈願したことにさかのぼる。 古代の神楽(かぐら;神前で奏する舞楽)踊りが源流。
 この舞は神の心を慰めるための神前舞で、太鼓や草笛、手びらの奏でる音色は典雅そのもの。 往来を踊りながら後向きに進むところが珍しいといわれる。 またこの踊りは、三番叟が木綿襷(ゆうだすき)をかけないと踊り始めないとされるなど、古い伝統が秘められている。(島田大祭冊子より引用)
| 2007年 島田大祭 帯まつり | 19:07 | comments(0) | - |
第105回 島田大祭(2) 帯まつり 大名行列 その2
島田帯まつり-1
10:54撮影、大名行列出発前のお披露目を撮影することが出来ました。
島田帯まつり-2
大奴の後ろ姿です。前・後に木太刀(きだち)を差し、後には女扇と箸筒を付けます。
島田帯まつり-3
木太刀の先には稲穂と祈願札短冊(安産祈願)が付いています。
島田帯まつり-4
お披露目の最後に決めのポーズです。
島田帯まつり-5
島田帯まつり-6
島田帯まつり-7
大奴が披露する 「丸帯;丸く縫いくくった帯」 がきれいです。
島田帯まつり-8
大奴の着付けです。 男性二人がかりで着付けています。
島田帯まつり-9
着付けが終わり出発待機中です。腰に化粧廻しを付け、足は白足袋にわらじ姿です。
島田帯まつり-10
可愛い稚児と犬も出発を待ちます。
島田帯まつり-11
御殿様が乗る馬 「葛篭馬;つづらうま(お梱駄;おこんだ)」 といいます。 昔はこれに乗って行列をしたそうですが、現在は危険のため乗らないそうです。
島田帯まつり-12
大名行列出発時刻11時40分 出発3分前です。 これから約4時間かけて大井神社までの大名行列が始まります。

 この日(10/13)の島田帯まつり・大名行列の出発時刻は午前11時40分です。 その1時間前に現地を訪問し、写真撮影してきました。

 三百余年の伝統ある島田大祭、その中心である大名行列の大奴、道具廻りの一団は、平成2年には、東京で行われた天皇陛下御即位奉祝パレードに参加し、都心で艶やかな舞を披露しました。 また平成5年には金沢、6年はハワイ、8年、9年には京都祭りに出演し好評を得ました。 平成13年の大祭には、高円宮両殿下にご覧いただきました。
 平成14年には、地域伝統芸能大賞を受賞し、平成15年は、広島で開催された地域伝統芸能全国フェスティバルの記念公演に招かれ、喝采をあびました。
 昨年はすし連全国大会、全国新聞社広告責任者会議に招かれ、地域伝統文化の妙を全国各地に発信しました。(島田市本町7丁目商店会発行 島田帯祭より引用)
| 2007年 島田大祭 帯まつり | 19:05 | comments(0) | - |
第105回 島田大祭(1) 帯まつり 大名行列 その1
島田帯まつり-1
「島田帯まつり」 最大の見所、25人の 「大奴;おおやっこ」 です。

島田帯まつり-2
島田帯まつりの白旗を先頭に 「大名行列」 は静々と進みます。
島田帯まつり-3
お先触(おさきぶれ)が「下にー下にー」と拍子木を打って、大名行列を触れ知せます。
島田帯まつり-4
お長柄(ながえ)、6人が柄の長い槍(やり)を持って進みます。
島田帯まつり-5
次に具足・持筒(若党)が進みます。
島田帯まつり-6
可愛い小学生の凛々しい 「御殿様」 です。
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かわいらしい姿の稚児(ちご)行列です。
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大奴の一団がやってきました。
島田帯まつり-9
総勢25人の大奴、華麗な動きは見応えがあります。
島田帯まつり-10
衣装の重さが15Kg、かなりの体力が必要です。
島田帯まつり-11
島田帯まつり-12
「しぇー」と一言、大奴の決めのポーズです。 見物席から拍手が沸きます。
島田帯まつり-13
大奴、最後尾の3人を 「トンボ」 といい、トンボは一番熟練した者の役です。
島田帯まつり-14
大名行列は威勢のいい 「鋏箱;はさみばこ」 「大鳥毛;おおとりげ」 がやってきます。
島田帯まつり-15
鋏箱は参勤交代の折、殿様の衣服・道具などを入れ、供の者が担ぎます。
島田帯まつり-16
大鳥毛と言われる槍です。 重さ32Kg、長さ2.6m 若者が軽々と持ち上げます。
島田帯まつり-17
後ろの紅白二本の 「赫熊;しゃくま」 「白熊;はぐま」 はめでたさを表現しています。
島田帯まつり-18
徒歩で殿様にお供する「御徒歩;おかち」です。

 300年を越える伝統と歴史を誇る、日本三奇祭の一つ 「第105回 島田大祭・帯まつり」 が12日〜14日まで開催されています。 大祭は3年に一度開かれます。 13日に念願の「島田・帯まつり」を撮影してきましたので、予定を変更して写真展示します。

 ≪お祭の由来≫ 
 この祭りは元禄8年(1695)に始まる 「大井神社」 の祭事で、300年以上前から続きます。 昔、島田(現 静岡県島田市)では他村町から嫁いだ花嫁を迎えると、式の直後に晴着姿のままで宿場中を披露して歩くしきたりがありました。
 見世物同様のこの行事に配慮し、身代わりに女の命 「帯」 を大奴に託して披露し、安産祈願をするように変わりました。
 このことから娘を気づかい、嫁入り道具の中でも特に帯に重点を置くようになり、逸品が集まるところとなりました。 商人も来るようになり、さながら 「帯のファッションショー」 となったようです。(HP島田大祭・帯祭りより引用)

 【ミニ知識】 日本三奇祭 
(1) 吉田の火祭り(山梨県富士吉田市)・・・・8月26・27日、山梨県富士吉田市で行われる富士浅間(せんげん)神社の火祭で、火伏せまつりともいい、冨士山の山じまい祭である。

(2) 島田の帯(おび)祭り(静岡県島田市)

(3) 諏訪の御柱祭(おんばしらまつり;長野県諏訪市)・・・長野県諏訪(すわ)大社で上・下社を通じて、申(さる)と寅(とら)の年(7年目)の春に行われる祭。
 八ヶ岳山中からモミの巨木を切り出し、上社では本宮、前宮に各4本、下社では春宮、秋宮に各4本計16本の柱を立てる。この巨木を数千人の氏子が木遣(きやり)歌に合わせて引きおるす。

 日本三奇祭には色々な説があるようです。 本ブルグでは上記の説を日本三奇祭としてまとめました。
| 2007年 島田大祭 帯まつり | 19:08 | comments(0) | - |
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