2006.08.26 Saturday
ツアー参加 皆生温泉と足立美術館の旅(5) 足立美術館
足立美術館の入口です。
「苔庭」 をバックに足立翁の銅像です。4年連続 「庭園日本一」 の石碑が見えます。
上4枚の写真は、息をのむ美しさ 枯山水の庭園です。日本一の庭園です。
樹木の間から見る枯山水の庭園です。
小雨が降る白砂青松庭です。あまりの美しさに言葉がありません。
生の額絵です。心憎い演出です。
苔と松が見事な 「寿立庵」 です。
上2枚の写真は 「池庭」 です。優雅に泳ぐ鯉たちに心が和みます。
屋外の彫刻展示品です。撮影出来るのはここまでです。
アメリカの日本庭園専門誌 「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング(2006年5・6月号)」 が発表した、「2006年日本庭園ランキング」 において、全国731ヶ所の候補地の中から、4年連続で 「庭園日本一」 に選ばれました。 このランキングは、日・米・豪の専門家が選ぶもので 「細部に至る維持管理は造園の大傑作である」 との評価から日本一に選出されています。(パンフレットより)
ついに念願の庭園日本一の 「足立美術館」 にきました。 美術館に三脚を持込んで撮影したのは私だけでしたが、係員に注意されることなく撮影できました。 さすが4年連続の 「庭園日本一の美術館」 です。 素晴らしいの一言です。 13,000坪の日本庭園。 枯山水庭、白砂青松庭、苔庭、池庭などが見事に造園されています。
ここは庭園が余りにも有名ですが、絵画も横山大観コレクションで有名です。 大観の絵数十点が展示されています。 大観室では夏の特別展示 「横山大観名品選」 として出世作の「無我」、水墨画の傑作「朝嶺・暮嶽」や「霊峰四趣・夏」「漁火」など、大観の初期から晩年にいたる名品が展示されています。 また小展示室では 「滝八趣」 と題して横山大観の「那智乃滝」「曳船」、竹内栖鳳「瀑布」、川端龍子「水煙」などの作品が展示されています。 大展示室では横山大観、川端龍子、竹内栖鳳、川合玉堂、上村松園、伊東深水らの絵画が展示されています。 日本画の醍醐味を存分に堪能することができました。 庭園や絵画のいいものを観賞すると心が豊かになります。是非一度はご覧になることをお勧めします。
今回のツアーは2日間でしたが、中身の濃い心の糧となる充実した日々でした。 旅の合間に読んでいる本で、童門冬二著「吉田松陰」 の文中にサムエル・ウルマンの 「青春」 という詩の要約があります。 それによりますと 『人間は、情熱と好奇心さえ絶やさなければ、その人は常に青春である』 と書かれています。 私もこの詩を 「座右の銘」 として、人生後半の青春を楽しみたいと思っています。
ツアー写真展示は今回で終了します。次回から 「伊豆下田の旅」 に戻ります。