2007.01.07 Sunday
勇壮な新井神社 裸まつり
伊東市 新井神社の勇壮な 「裸まつり」 海上渡御の儀式のクライマックスです。
午前10:00 新井神社の本殿内で 「裸まつり」 神幸祭が行われています。
祭列が新井神社の鳥居に降りてきました。
神輿を守る勇壮なお祓いの儀式です。 口紙は「無言のお祭り」 の証です。
神輿が石段を下って鳥居を出ます。
重さ約700kgの神輿を、正装した若者達12人が無言で担ぎます。
東浜に向かって祭列は静かに進みます。
東浜の入口で担ぎ手の舞いが奉納されます。
「裸まつり」の主会場の一つ東浜です。
海上を渡御する御召し船です。
「裸まつり」で神輿を担ぐ若者達です。
御召し船で神輿の到着を待ちます。
神輿が東浜に降りてきます。
神輿が会場を一周します。
神輿が裸の担ぎ手に引き渡されます。
「裸まつり」のクライマックスに入ります。
何度か神輿が会場を回り徐々に海へと清めに入っていきます。
最後は担ぎ手の腰まで海に入り神輿を清めます。
海から神輿が清めを終えて上がります。
神輿は御目召し船に乗せられます。
本来は神輿は御召し船に乗って、西浜の会場に運ばれるのですが強風のため中止
神輿は御召し船から降ろされ陸路で西浜の会場に向かいます。
ここが西浜の会場です。
本日(1月7日)伊東市の新井神社で行われました 「裸まつり」 を撮影してきました。 空は晴天に恵まれましたが、強風で身を切る寒さの中での開催でした。
大漁祈願と海上安全を願う2年に一度のお祭りです。朝10時半、新井神社を出発した神輿は、東浜まで担がれ、裸の若い衆に一旦海で清められた後、御召し船で西浜まで運ばれる(本日は強風のため中止、海岸通りを祭列を組んで西浜まで向かいました)厳かで勇壮なお祭りです。 真冬の海を若い衆が神輿を担ぐ姿は見物です。
新井神社社伝によりますと、約800年前、斉藤五・六兄弟が千体崎の海中より奉戴した霊石を激浪のため東浜沖に沈めました。 その118年後、西浜の漁夫孫平がこれを拾って、奉祀しました。 すると不況だった新井が、その年は豊漁満作で景気が良くなったのです。そこでそのさまを祭りに再現して、現在の例大祭となりました。(HPゆうゆうネット伊豆より)
[撮影後記]
東海道本線の電車が小田原〜真鶴間で、運行を見合せるほどの強風が吹き荒れる伊東の海岸で開催された「裸まつり」でした。 見る人も寒さにふるえながらの見物。 カメラマンにとってつらかったのは、海岸から吹き上げる潮風の塩分がレンズに付着。 レンズの表面や画質に影響しないかと心配でした。 午後から西浜でのまつりがつづくのですが大事なカメラへの悪影響を考え撮影を中断して帰途につきました。 画面をみるかぎり潮風の影響はなさそうなので一安心。思い出に残る伊東の「裸まつり」でした。 それにしても一番大変だったのは、強風が吹き荒れる寒さの中で何度も海の中に入った担ぎ手の人達でした。 ご苦労様でした。 感動ありがとうございました。