2013.03.11 Monday
三重・伊勢撮影の旅 その28 神宮農業館・神宮美術館など
野に咲く草花に心が和みます。
これより倉田山・文教地区にある 「神宮農業館」 を拝観します。
神宮農業館は、平等院の鳳凰堂をモデルにした木造建築です。
明治24年に創立された日本最初の産業博物館。 農業を中心に林業・水産業に関する資料や標本のほか、神宮のお供えものに関する資料などを展示しています。
神宮農業館入口。 建物は国の登録有形文化財です。
ガラス戸越しに見える、有栖川宮熾仁(ありすがわのみやたるひと)親王 染筆。
扁額には 「農業館 明治二十四年四月・・ 熾仁書」 の文字が書かれています。
因みに、館内での撮影は禁止です。
日本の美術工芸の殿堂 「神宮美術館」。
緑濃い庭園に囲まれた神宮美術館、平成5年の第61回神宮式年遷宮を記念して創設。 文化勲章受章者、文化功労者、日本藝術院会員、重要無形文化財保持者の、当代を代表する美術・工芸家から神宮に奉納された作品が展示されています。
神宮美術館入口。 これより先は撮影できません。
御幸道路沿いに建つケヤキ造の大きな門 「神宮文庫の表門」。(伊勢市文化財)
門に掲示されている案内板。
神宮文庫、現在の建物は大正14年(1925)に建てられた和洋折衷の建造物。 内宮・外宮の記録文書等の閲覧室や事務所などを配しています。
倉田山の庭園は四季折々の風情が楽しめます。
JUGEMテーマ:写真
伊勢神宮 内宮、外宮とその別宮を参拝した後は、倉田山の森に抱かれた三つの博物館(神宮徴古館、神宮農業館、神宮美術館)と御幸道路沿いに建つ神宮文庫を撮影してきました。 博物館内は撮影禁止で写真展示することはできませんが、伊勢神宮をより知る上で拝観されることをお勧めします。見応えのある博物館等です。
三重・伊勢撮影の旅は次回より後半に入ります。 伊勢市河崎、伊勢・安土桃山文化村及び二見浦を写真展示しますので見て下さい。