2009.11.02 Monday
第24回国民文化祭・しずおか2009
静岡で国内最大の文化イベント 「国民文化祭」 が11/8まで開催されています。
今年は 「第24回国民文化祭しずおか2009」 として静岡県では、それぞれの地域に根ざした文化や特色をいかした95の事業を、県内各地で開催しています。 今回は昨日(11/1) 開催された 「ふじのくに伝統文化フィスティバル」 を撮影してきましたので写真展示します。 日本や韓国の素晴らしい芸能を見て下さい。
「第24回国民文化祭・しずおか2009」 の表示板です。
フィスティバル会場の静岡県コンベンションアーツセンター 「グランシップ」 です。
大ホール・海の花道を、岩手県清流会の 「盛岡さんさ踊り」 が入場します。
仏の教えを説くために用いた踊りが 「さんさ踊り」 で、古くから各地区で盆や祭礼で踊り伝えられてきた。 鉢巻、花笠、そろいの浴衣に腰帯で華やかに演じる。 伝統を今に伝え、「世界一の太鼓パレード」と呼ばれる。(演目紹介小冊子より)
【ここがポイント】 盛岡さんさ踊りの中でもテンポが速く、小廻りと呼ばれるクルクル廻る振りや太鼓のバチ返しが特徴。
神奈川県大磯町 相模国府祭鷺の舞保存会の皆さんによる 「相模国府祭鷺の舞(さがみこうのまちさぎのまい)」 神奈川県無形文化財
相模国の大社六社が参加し、古くからの歴史を持つ相模国府祭にあって、舟形舞台で演じられる 「鷺の舞」 は見どころの一つ。 「鷺」 「龍」 「獅子」 の三つの舞で構成。
鷺の舞
龍の舞
獅子の舞
【ここがポイント】 平安時代、宇治の平等院鳳凰堂などで見られるような庭園にて舞われたのが 「鷺の舞」。 池に船を浮かべ、その上にて舞を舞ったので足の動きはほとんどありません。
静岡県南伊豆町 小稲来宮会の皆さんが演じる 「小稲の虎舞(こいなのとらまい)」
毎年中秋の名月前夜に、小稲来宮神社で行われる。 近松門左衛門の 『国姓爺合戦』 の一部を舞にしたもので、浜辺の舞台で太鼓や囃子も賑やかに、和藤内と大虎が格闘する。
虎の軽妙な仕草が絶妙。 司会者の世界一の虎舞は過言ではありません!
【ここがポイント】 虎の軽快な仕草のあと、幣束を手にかざし、赤い衣装に変身した和藤内と虎の壮絶な格闘シーンが見所です。
韓国 国立韓国芸術総合学校伝統芸術院の皆さんが演じる 「鳳山仮面劇(ボンサンタルチュム)」<獅子舞>
韓国の黄海道鳳山全域に伝わる伝統的な仮面劇として大変有名。 日本の芸能文化にも大きな影響を与えたとされる。 韓国の重要無形文化財。 娯楽的要素が豊富で、一般的には正月などに公演される。
【ここがポイント】 年配のお坊さんの弟子である僧侶たちの踊り、ソム(若い女)・年寄り・チバリ(酔っ払い) の三角関係、そして、リズムに合わせて活発に動く馬方と獅子の踊りに注目です!!
演じ終えた皆さんが、素顔を見せてあいさつです。
会場に獅子が舞い降り、来場者に愛嬌を振り撒きます。
最後の演目、岡山県井原市 備中神楽伝承研究会 備中神楽(びっちゅうかぐら)<大蛇退治>
備中地域で行われる神楽。 中世系の神事色の濃い神楽と近世系の芸能色の濃い神楽(神代神楽)とがある。 玄人の太夫によって演じられる。 国の重要無形民俗文化財に指定されている。今回は出雲神話に基づいた 「大蛇退治」 を演じる。
酒に酔いつぶれる大蛇。
【ここがポイント】 酒に酔いつぶれる大蛇の演技と素戔鳴の命(すさのうのみこと) の勇壮な剣舞の対比が見もの。 太鼓の囃しも玄人芸である。
JUGEMテーマ:写真
今年は 「第24回国民文化祭しずおか2009」 として静岡県では、それぞれの地域に根ざした文化や特色をいかした95の事業を、県内各地で開催しています。 今回は昨日(11/1) 開催された 「ふじのくに伝統文化フィスティバル」 を撮影してきましたので写真展示します。 日本や韓国の素晴らしい芸能を見て下さい。
「第24回国民文化祭・しずおか2009」 の表示板です。
フィスティバル会場の静岡県コンベンションアーツセンター 「グランシップ」 です。
大ホール・海の花道を、岩手県清流会の 「盛岡さんさ踊り」 が入場します。
仏の教えを説くために用いた踊りが 「さんさ踊り」 で、古くから各地区で盆や祭礼で踊り伝えられてきた。 鉢巻、花笠、そろいの浴衣に腰帯で華やかに演じる。 伝統を今に伝え、「世界一の太鼓パレード」と呼ばれる。(演目紹介小冊子より)
【ここがポイント】 盛岡さんさ踊りの中でもテンポが速く、小廻りと呼ばれるクルクル廻る振りや太鼓のバチ返しが特徴。
神奈川県大磯町 相模国府祭鷺の舞保存会の皆さんによる 「相模国府祭鷺の舞(さがみこうのまちさぎのまい)」 神奈川県無形文化財
相模国の大社六社が参加し、古くからの歴史を持つ相模国府祭にあって、舟形舞台で演じられる 「鷺の舞」 は見どころの一つ。 「鷺」 「龍」 「獅子」 の三つの舞で構成。
鷺の舞
龍の舞
獅子の舞
【ここがポイント】 平安時代、宇治の平等院鳳凰堂などで見られるような庭園にて舞われたのが 「鷺の舞」。 池に船を浮かべ、その上にて舞を舞ったので足の動きはほとんどありません。
静岡県南伊豆町 小稲来宮会の皆さんが演じる 「小稲の虎舞(こいなのとらまい)」
毎年中秋の名月前夜に、小稲来宮神社で行われる。 近松門左衛門の 『国姓爺合戦』 の一部を舞にしたもので、浜辺の舞台で太鼓や囃子も賑やかに、和藤内と大虎が格闘する。
虎の軽妙な仕草が絶妙。 司会者の世界一の虎舞は過言ではありません!
【ここがポイント】 虎の軽快な仕草のあと、幣束を手にかざし、赤い衣装に変身した和藤内と虎の壮絶な格闘シーンが見所です。
韓国 国立韓国芸術総合学校伝統芸術院の皆さんが演じる 「鳳山仮面劇(ボンサンタルチュム)」<獅子舞>
韓国の黄海道鳳山全域に伝わる伝統的な仮面劇として大変有名。 日本の芸能文化にも大きな影響を与えたとされる。 韓国の重要無形文化財。 娯楽的要素が豊富で、一般的には正月などに公演される。
【ここがポイント】 年配のお坊さんの弟子である僧侶たちの踊り、ソム(若い女)・年寄り・チバリ(酔っ払い) の三角関係、そして、リズムに合わせて活発に動く馬方と獅子の踊りに注目です!!
演じ終えた皆さんが、素顔を見せてあいさつです。
会場に獅子が舞い降り、来場者に愛嬌を振り撒きます。
最後の演目、岡山県井原市 備中神楽伝承研究会 備中神楽(びっちゅうかぐら)<大蛇退治>
備中地域で行われる神楽。 中世系の神事色の濃い神楽と近世系の芸能色の濃い神楽(神代神楽)とがある。 玄人の太夫によって演じられる。 国の重要無形民俗文化財に指定されている。今回は出雲神話に基づいた 「大蛇退治」 を演じる。
酒に酔いつぶれる大蛇。
【ここがポイント】 酒に酔いつぶれる大蛇の演技と素戔鳴の命(すさのうのみこと) の勇壮な剣舞の対比が見もの。 太鼓の囃しも玄人芸である。
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明日は「大道芸ワールドカップ in 静岡2009」撮影のためブログ更新はお休みです。