質素な写真展示室

富士の裾野で、美しい日本の風景・お祭りや花などの写真を展示します。

CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
  • 大阪名所めぐり その14 大阪城天守閣からの眺望
    三橋栄香 (02/25)
  • 大阪名所めぐり その14 大阪城天守閣からの眺望
    大阪城 (02/25)
  • 東京名所めぐり 柴又界隈 その4 帝釈天 瑞龍松
    北脇健慈 (01/02)
  • 東京名所めぐり 柴又界隈 その4 帝釈天 瑞龍松
    柴又帝釈天 (01/02)
  • 青森の旅 その27 弘前市(7) 弘前公園(3) 東門、亀石
    上杉裕世 (12/10)
  • 青森の旅 その27 弘前市(7) 弘前公園(3) 東門、亀石
    弘前城 (12/10)
  • 三島・楽寿園 菊まつり 中尊寺金色堂
    田中もえぎ (11/06)
  • 青森の旅 その28 弘前市(8) 弘前公園(4) 弘前城 石垣修理
    多田裕計 (11/05)
  • 青森の旅 その28 弘前市(8) 弘前公園(4) 弘前城 石垣修理
    弘前城 (11/05)
  • 見てください!! 雄大な富士山です。
    大森政輔 (08/10)
LINKS
PROFILE
熊野古道・那智の旅 その23(完) 熊野速玉大社(3)
熊野速玉大社-1
世界遺産・熊野速玉大社です。
熊野速玉大社-2
朱色が鮮やかな拝殿です。
熊野速玉大社-3
拝殿の横に並ぶ 「鈴門」 です。
熊野速玉大社-4
熊野御幸された歴代の上皇・法王などの名前が刻まれています。
熊野速玉大社-5
熊野御幸の様子が記されています。
熊野速玉大社-6
熊野速玉大社-7
境内に建立されている後鳥羽天皇御製の石碑です。
熊野速玉大社-8
境内にある国宝古神宝類の一部が展示されている 「熊野神宝館」 です。
JUGEMテーマ:写真

 古代から神々が棲む国と信じられた熊野の地に建つ熊野本宮大社、熊野那智大社と熊野速玉大社の三大社は熊野三山と総称される聖地です。 今回のツアーで熊野那智大社と熊野速玉大社を参拝することができました。 平安時代の昔から 「蟻の熊野詣で」 とよばれるほどの列をなし人々が訪れた一大霊場です。 千年の時を超え、現代に甦った熊野古道をたどって癒しの聖地を旅することができました。

 23回にわたって写真展示しました 「熊野古道・那智の旅」 は今回を持って終了します。 見所いっぱいの南紀は、大人の旅の宝庫です。 心を癒す心地よい旅をすることができました。(完)

 今日(8月11日)、早朝5:07分頃に静岡県内で震度6弱の地震が発生しました。 筆者の住む裾野市でも震度5強の揺れを観測しました。 丁度その瞬間、筆者は外の清々しい空気を吸っているとき遭遇しました。 周りの電柱が大きく揺れ、道路もかなりの揺れを感じました。 近所の人が数名外に飛び出し家の中の揺れが最近にないほどの揺れだったそうです。 我が家の被害は植木鉢とカメラケースのレンズが2、3本倒れる程度ですみ一安心です。 ただ、気象庁の発表では東海地震ではないとのこと、今回の地震が東海地震の予兆ではなのかと心配です。
 
 8月12日〜16日までブログ更新はお休みです。 8月17日から 「尾張・名古屋の旅」 を写真展示しますので見て下さい。
| 熊野古道・那智の旅 | 19:07 | comments(0) | - |
熊野古道・那智の旅 その22 熊野速玉大社(2)
熊野速玉大社-1
熊野神社総本宮 熊野速玉大社を参拝します。
熊野速玉大社-2
境内に掲示されている 「熊野速玉大社の御由緒」。下記に全文を記します。
熊野速玉大社-3
全国の熊野神社の総本宮。 神門をくぐります。
熊野速玉大社-4
神門に掲げられている彫刻です。
熊野速玉大社-5
熊野速玉大社は世界遺産に登録されています。
熊野速玉大社-6
朱色が鮮やかな熊野速玉大社拝殿です。
熊野速玉大社-7
拝殿正面の速玉宮に熊野速玉大神が祀られています。
JUGEMテーマ:写真

 熊野三山 熊野速玉大社の御由緒
熊野速玉大社は、第十ニ代景行天皇五十八年(約ニ千年前)に、熊野三所権現隆臨の元宮 「神倉山」 から、現社地に新たに宮殿を造って遷宮したことから、旧宮の神倉神社に対して 「新宮」 と号したと言われています。  御祭神は、熊野速玉男命(遠霊宮)と熊野夫須美命(結霊宮)を中心に十ニ柱の神々を祀り、那智大社・本宮大社とともに、全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮として仰がれています。
 第四十六代孝謙天皇の御世、「日本第一大霊験所」 の勅願を賜り、第五十九代宇多法王に始まる歴代上皇女院の御親拝は、四百年の間実に百四十度におよび、これを世に 「熊野御幸」 といいます。
 過去世を救済し、現世の利益を授け、来世加護へと導く速玉大神の大神徳は、「減罪と甦り」 を説く熊野権現信仰として広く万民に受け入れられ、日本全土に熊野神社が祀られるに至りました。 難行苦行の旅でありながらも蟻の熊野詣とうたわれるほど参詣が盛んとなり、今なお日本第一霊験所・全国熊野神社総本宮として崇敬を集めています。 境内には、熊野権現の象徴たる樹齢約千年の 「なぎの木」 が御神木としてそびえ、歴代の朝廷から賜った千ニ百点におよぶ国宝古神宝類は、我国の至宝として一部を熊野神宝館にて展示しています。(掲示板より)
| 熊野古道・那智の旅 | 17:01 | comments(0) | - |
熊野古道・那智の旅 その21 熊野速玉大社(1)
熊野速玉大社-1
熊野速玉(はやたま)大社の境内に、平重盛の手植えと伝えられる樹齢1000年を数える梛(なぎ)の大樹が枝を広げます。 大社のご神木になっています。
熊野速玉大社-2
熊野速玉大社-3
国の天然記念物に指定されている御神木のなぎの老樹です。
熊野速玉神社-4
熊野速玉神社-5
珍しい 「なぎ」 の葉です。 葉っぱでよく見かける真ん中に筋がありません。
熊野速玉大社-6
これから 「熊野速玉大社」 に参拝してきます。
JUGEMテーマ:写真

 日本一の名瀑 「那智の滝」 の見学を終えたツアー一行は、最後の訪問地 「熊野速玉大社」 へ向かいます。 バスガイドさんから、この大社の境内に 「日本一のなぎの木」 があり、その葉っぱの形状が珍しく、また災難除けになる と聞かされ興味を持って見学してきました。 なぎの木、名前は知っていましたが、これほど熊野地方で崇められているとは知りませんでした。 また一つ教えられました。

 【ミニ知識】 梛(なぎ)を広辞苑で調べてみました。
 マキ科の常緑高木。 暖地に自生。 高さ約15m。 葉は披針形(ひしんけい)で、多数の平行脈を有し、強靭で光沢がある。 雌雄異株。 花は夏開き、雄花は淡黄色で小さく、雌花は球形の種子を結ぶ。 材質は緻密で床柱・家具用、樹皮を染色および鞣皮(じゅうひ;なめしがわ)剤とする。 熊野地方で神木とされ、竹の葉に似る葉は古く鏡の裏や守り袋に入れて災難除けにした。
| 熊野古道・那智の旅 | 19:01 | comments(0) | - |
熊野古道・那智の旅 その20 那智の滝(2)
那智の滝-1
落差日本一を誇る133mもの高さから流れ落ちる那智の大滝をご神体として崇める熊野那智大社の聖地です。
那智の滝-2
那智原生林も世界遺産に登録されています。
那智の滝-3
望遠レンズで 「那智の滝」 の落口を撮影。 滝の落口の岩盤に3つ切れ目があって、3本の滝になっていることから、「三筋(みすじ)ノ滝」 とも呼ばれています。
那智の滝-4
那智の滝-5
那智の滝-6
純白の布を垂らしたような美しい滝です。
那智の滝-7
多くの参拝者や観光客が一年中絶えることがありません。
那智の滝-8
記念撮影をする観光客、真っ赤な欄干のついた滝見台それに日本一の落差を誇る 「那智の滝」 の全景を入れた構図。 撮りたかった一枚の写真です。
EOS 50D+EF-S18〜200mm、18mm、F8、1/250、太陽光で撮影。
JUGEMテーマ:写真

 日本の三大瀑布の一つに数えられる 「那智の滝」 、一度は見てみたい滝でした。 今回、願い叶って見学と撮影をすることができました。 落口から真っ直ぐに133mもの落差を落下するさまは、まさに荘厳で華麗な美しさです。

   日本三大瀑布
    (1)袋田の滝(茨城県大子町)
    (2)華厳の滝(栃木県日光市)
    (3)那智の滝(和歌山県那智勝浦町) 
| 熊野古道・那智の旅 | 19:01 | comments(0) | - |
熊野古道・那智の旅 その19 那智の滝(1)
那智の滝-1
那智の滝入口の石碑です。
那智の滝-2
飛瀧(ひろう)神社の鳥居をくぐって那智の滝へ向かいます。
那智の滝-3
杉並木におおわれた鎌倉積みの石段を下りていきます。(下から振り返って撮影)
那智の滝-4
石段を下りると正面に 「那智の滝」 が見えます。
那智の滝-5
熊野那智大社の別宮・飛瀧神社のご神体として祭られている日本一の名瀑です。
那智の滝-6
参拝料を納めると、更に奥へ進み飛瀧神社拝所に行けます。
那智の滝-7
拝所から見た日本一の名瀑 「那智の滝」 です。 高さ133m、滝幅13mの大滝、毎秒1トンもの水が空をきって落下するさまは迫力満点です。 風の流れにのって水しぶきが頬にかかります。
JUGEMテーマ:写真

 那智山中には烏帽子山・大雲取山・船見峠・妙法山を源流とする4本の渓流があり、その渓流に多くの滝がかかっています。 一ノ滝・二ノ滝・三ノ滝・曽以ノ滝(文覚ノ滝)・波津以ノ滝など計48本で、これを 「那智48滝」 と称しています。 那智の滝とはその総称ですが、一般には那智の滝といえば、このうち一ノ滝をさします。
 滝正面の広場の脇には、この滝をご神体とする飛瀧神社があり、ここで参拝料を納めると、真っ赤な欄干のついた滝壺拝所の滝見台に出ます。 
 滝は杉・檜などの原生林に囲まれ、石英粗面岩の断崖を真っ直ぐに落下しています。 高さ133m、幅13m、滝壺の深さ10mにおよびます。 高さでは日光の華厳の滝(96.3m) をはるかにしのぎ、日本一の名瀑です。
 滝見台から仰ぐその姿は、荘厳華麗な美しさです。 往古参拝の人たちが、この滝の美しさに心を打たれ、神と拝み、神秘な感銘にひたったことでしょう。 いまでも、滝のしぶきにふれると延命長寿の霊験があると信じられ、年中、参拝客・観光客の足が絶えません。
 また、滝の落口の岩盤に3つの切れ目があって、3本の滝になっていることから、「三筋ノ滝」 ともいい、那智大滝、あるいは 「お滝」 などとも呼ばれています。
 滝壺の水はさらに文覚上人荒行の滝として名高い“文覚ノ滝”となり、その下流から那智川となって山中を南流し、やがて熊野灘に注ぎます。 吉野熊野国立公園の景勝地内で、昭和47年、国の名勝に指定されています。 (郷土資料事典 和歌山県より)
| 熊野古道・那智の旅 | 19:01 | comments(0) | - |
熊野古道・那智の旅 その18 那智山周辺散策(2)
那智山周辺散策-1
那智山周辺散策-2
熊野那智大社周辺に立つ 「歌碑」 です。
那智山周辺散策-3
きれいな花も咲いています。
那智山周辺散策-4
那智黒碁石・硯石・風鎮などが並んでいます。
那智山周辺散策-5
皇室献上 「硯;すずり」 の看板を掲げたお店。 見て歩くのも楽しみの一つです。
那智山周辺散策-6
昔なつかしのラムネです。
那智山周辺散策-7
この土地でしか買えないお土産を買うのも旅の楽しみの一つです。
那智山周辺散策-8
那智山周辺散策-9
熊野古道・那智大社の見学を終え、バスで昼食を食べに「那智ねぼけ堂」へ。
那智山周辺散策-10
店内には大門坂の可愛い飾りの土産が売られています。
那智周辺散策-11
那智ねぼけ堂では 「元祖黒飴ソフトクリーム」 が有名です。
那智山周辺散策-12
地元観光バスに 「世界遺産霊場熊野 和歌山県」 の大きな看板が目に付きます。
JUGEMテーマ:写真
 
 一ケ月ぶりに 「熊野古道・那智の旅」 の写真展示に戻ります。 ツアー一行は熊野古道・那智大社および青岸渡寺の見学を午前中に終え、一旦下山し昼食を食べに 「那智ねぼけ堂」 にやってきました。 昼食後、再びバスに乗り、日本一の落差を誇る 「那智の滝」 が間近に見える、熊野那智大社別宮飛瀧神社へと向かいます。
 尚、「熊野古道・那智の旅」 の始まりはこちらです。

 使用しているパソコンの不具合が依然として続くのと、新しく購入したカメラの画素数(2110万)が大きくてパソコンの処理スピードが追い付かず待ち時間が出るため、ついに新規のパソコンを購入する破目になってしまいました。 最新のパソコンは処理スピードが速いですね。 フルサイズで数百枚撮影しても全くストレスを感じません。 数日前から新規のパソコンでブログを発信しています。
| 熊野古道・那智の旅 | 19:04 | comments(0) | - |
熊野古道・那智の旅 その17 那智山周辺散策(1)
那智山周辺散策-1
青岸渡寺の境内にある 「椨;タブノキ」、通称イヌグス。樹齢約700年の大樹です。
右側の見晴らし台から 「那智の滝」 が眺望できます。
那智山周辺散策-2
水子堂
那智山周辺散策-3
那智山周辺散策-4
那智山七福神の一つ 「大黒天堂」
那智山周辺散策-5
可愛いお地蔵様と地蔵車
那智山周辺散策-6
七福神の一つ、立派な布袋様です。
那智山周辺散策-7
名称はわかりませんが、きれいな軒飾りです。
那智山周辺散策-8
この時期桜が咲いていました。 3月27日撮影
JUGEMテーマ:写真

 ツアー2日目のメイン 「熊野古道」 「那智大社」 「青岸渡寺」 と那智の滝の眺望を終え、バス出発の時間まで那智山周辺の散策をしてきました。 この地は世界遺産に登録されているので観光客が多いです。 見応えのある観光地です。

 いよいよ夏本番を迎えます。 7月5日(日)は湘南ひらつか七夕まつり、7月7日は横浜開国博Y150の撮影に出掛ける予定です。 よってブログ更新は7/5〜7はお休みです。 後日写真展示しますので見て下さい。
| 熊野古道・那智の旅 | 19:01 | comments(0) | - |
熊野古道・那智の旅 その16 那智の滝 眺望
那智の滝眺望-1
青岸渡寺の境内から眺望できる 「那智の滝」 です。
那智の滝眺望-2
三重塔の脇にある石碑、この地一帯は 「吉野熊野国立公園」 です。
那智の滝眺望-3
直下133mの 「那智の滝」、美しい滝です。 滝の落口の高さと青岸渡寺の高さが同じであるといわれています。
那智の滝眺望-4
多くの旅の雑誌などで紹介される写真と同じ位置(?)から撮影してきました。
那智の滝眺望-5
三重塔の全体を入れて 「那智の滝」 を撮影するのが定番のショットです。 撮りたかった一枚の写真です。
JUGEMテーマ:写真

 古くから多くの参詣者で賑わった熊野信仰の地 「那智山」、約470段の石段を上って 「熊野那智大社」 と 「那智山青岸渡寺」 を参拝したあと、境内の見晴らし台より眺望する 「那智の滝」 は絶景です。 また今回のツアーでは昼食後、滝の真下ある 「飛瀧神社」 境内より 「那智の滝」 を見学するコースになっています。
| 熊野古道・那智の旅 | 19:01 | comments(0) | - |
熊野古道・那智の旅 その15 青岸渡寺
青岸渡寺-1
西国観音霊場第1番札所
青岸渡寺-2
青岸渡寺-3
西国33ヶ所 第1番 那智山 青岸渡寺 御詠歌
青岸渡寺-4
山門
青岸渡寺-5
灯籠
青岸渡寺-6
青岸渡寺-7
那智山青岸渡寺
青岸渡寺-8
青岸渡寺は世界遺産に登録されています。
青岸渡寺-9
青岸渡寺-10
吊り灯篭
青岸渡寺-11
熊野で最古の建造物
JUGEMテーマ:写真

 青岸渡寺(せいがんとじ) 熊野那智大社に隣接して建つ、那智山と号する天台宗の名刹で、「補陀洛や岸打つ浪は三熊野の那智のお山にひびく滝津瀬」 と、御詠歌にうたわれた西国33ヵ所第1番札所です。

 寺伝によると、仁徳天皇(313〜399)のころ、天竺(インド)から熊野浦に漂着した裸行(らぎょう)上人が、那智の滝壺から感得した金像8寸の如意輪観音像を安置し、草堂を開いたのが起源とされる。 のち、裸行上人の補陀洛(ふだらく;観音出現の地と伝わるインドの山の名)渡海後、生仏(しょうぶつ)上人が推古天皇(592〜628)の勅願で現寺地に堂宇を造営。 現本尊を刻んでその胎内に感得仏の観音像を納めたという。 平安中期以降、急速に発展した天皇や朝廷貴族の熊野詣に際し、当寺はその根拠地として栄え、神仏習合が盛んになると、熊野三山の本地仏として崇敬を集め、また、西国33ヵ所第1番札所に定められて隆盛を極めた。
 戦国時代、本堂(如意輪堂)は織田信長の兵火で焼失したが、天正15年(1587)豊臣秀吉が弟秀長に再建を命じ、同18年に完成した。 これが現在国の重要文化財に指定されている、単層入母屋造りの本堂です。 桃山時代の建築をとどめ紀南で一番古い国指定の重要文化財建築物で、この堂の高さは18mで、大滝の落口の高さと同じであるといわれています。
 明治維新の神仏分離で、那智権現が 「那智神社」 として独立し、如意輪観音を安置する本堂を 「青岸渡寺」 とした。 本堂のほかに、宝篋印塔、銅造如来、熊野権現曼荼羅などの重要文化財があります。 
| 熊野古道・那智の旅 | 19:01 | comments(0) | - |
熊野古道・那智の旅 その14 熊野那智大社(3)
那智大社-1
参拝者が多い熊野那智大社です。
那智大社-2
日本一のジャンボみくじ
那智大社-3
社務所、ここで朱印状が頂けます。
那智大社-4
今回の旅で頂いた 「朱印状」 とお守りです。
那智大社-5
那智大社-6
 和歌山県指定文化財 天然記念物 那智の樟(くす) この樟は、樹齢800年と推定され、樹高は27m、幹回り約8.5m、枝張るは南北25mもあります。 県下でも珍しい樟の大樹で、根幹部は空洞化しています。 熊野三山造営の勅使として参った平重盛の手植えの樟と伝えています。 熊野那智大社  根元の空洞に神霊が祀ってあり、無病息災の霊験があるとされ、胎内くぐりをする人たちの姿が見られます。
JUGEMテーマ:写真

 那智大社で名高い行事に、毎年7月14日に行われる 「熊野那智大社例大祭」 があります。 熊野那智大社例大祭は 「那智の火祭り」 「扇祭」 とも呼ばれる。 那智大滝が水しぶきをあげ流れ落ちる原生林の神域で、きらびやかに飾られた滝を象徴する扇神輿と燃え盛る大松明の乱舞が繰り広げられ、見るものを圧倒する。
 神代の昔、那智大滝は神とあがめられ、熊野大神十二所が祭られていたが、仁徳天皇五年に那智山中腹に社殿を造営したことから、熊野の神々を新社殿に神輿で移した。 例大祭はこの故事をしのぶ神事で、熊野の神々が神輿に乗って大滝へ里帰りし、神霊を奮い起こし万物の生成発展を祈る神事ともいわれている。
 7月14日の例大祭では本社前で大前の儀と呼ばれる神事が行われ、国重要無形文化財の那智田楽や御田植式の奉納があり、やがて金色の扇で飾られた高さ6mもの扇神輿12体が出発。 本社前から旧参道の石段を下って那智大滝が流れ落ちる飛滝神社の御滝本へと向かう。 御滝本からは12体の大松明が石段を登ってゆき、両者が出合い、大松明が燃え盛る炎で扇神輿を清めながら、円を描いて激しく乱舞する御火行事が祭りのハイライト。 那智滝参道脇が絶好の観覧ポイントだ。 扇神輿が御滝本前に到着すると、神事が行われ、田刈式や那瀑舞をにぎやかに奉納する。
                                       (旅雑誌・るるぶより) 
| 熊野古道・那智の旅 | 19:01 | comments(0) | - |
このページの先頭へ